概要
神奈川県川崎競馬組合が川崎競馬場ダート1600mで施行する地方競馬の重賞競走(南関東SII)である。正式名称は「神奈川新聞社賞 ローレル賞」、神奈川新聞を発行する神奈川新聞社が優勝杯を提供している。
競走名は月桂樹の葉(laurel)から取られている。
南関東交流重賞(G3)競走のハンデ戦として2001年度(2002年)に創設された。第2回まではサラブレッド系3歳牝馬による重賞競走として春に施行、南関東牝馬三冠競走の前哨戦として位置付けられていたが、2003年度より開催時期が秋に移行され、それに伴い出走条件がサラブレッド系2歳牝馬となり、負担重量が別定重量に変更された。2005年より大井競馬場で行われる南関東SI競走、東京2歳優駿牝馬へのトライアル競走に指定されており、上位3着までに同競走への優先出走権が与えられる。2006年ではJBCクラシックの前座競走として施行された。2007年からは南関東重賞格付け表記を南関東SIIIに変更された。2018年にSIIに格上げ。
出走条件
サラブレッド系2歳牝馬。地方全国交流で他地区所属馬の出走枠は3頭以下と定められている。
鎌倉記念で上位3着までに入った牝馬に優先出走権がある。
負担重量
定量。54kg。
優先出走権付与
上位3着までに入った馬に、東京2歳優駿牝馬の優先出走権が付与される。