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ルキホルメティカ・ルケの編集履歴

2022-12-06 12:46:35 バージョン

ルキホルメティカ・ルケ

ひかりごきぶり

ゴキブリ目オオゴキブリ科

概要

別名「クラヤミノヒカリゴキブリ」。

南米・エクアドルのとある火山周辺の特殊な熱帯雨林に生息している虫で、名付けられたのは2012年とごく最近のことである。

 

特徴

仮にもゴキブリなのだが我々のよく知るあの薄汚い生命体とは異なり、茶色い羽と「胸」の顔マークみたいな模様が特徴。

その上暗闇で体が光るという能力を持ち、色は蛍光グリーンというおしゃれな虫。

 

彼らの生息地には毒を持つホタルの仲間が存在しており、そのホタル達に擬態するために、発光バクテリアを体内に住まわせて自らを光らせていると考えられている(実は目玉に見えるのはバクテリアが通るための穴)。

 

絶滅?幻の虫

実はこの虫、標本自体は1939年に採取されている。しかしそれ以降は全く再発見されず、そもそも研究が進んでいなかった(だから70年以上も名無しでほったらかしだった)。

そして前述の発光能力も生きた状態で確認されたわけではなく、この標本に特殊な実験を行って証明されたに過ぎない。さらにこの標本は現状世界唯一で、とーっても貴重なサンプルなのだ。

 

そもそもこの虫が生息していた熱帯雨林は活火山がある地域で、近年も噴火の影響で環境が激変してしまった。

ゴキブリなのでたくましく適応しているor他にも生息地があって、どこかで再発見される可能性も否定できないが、元が「限定的な環境で暮らす(=環境の変化に弱い)」と考えられること、数十年に渡って再発見例が皆無(=相当な稀少種?)であることを踏まえれば絶滅した可能性が高い。

自然界とはなんと無慈悲。

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