概要
主人公岩崎月光の同級生。
風になびいているようなショートヘアに、印象的な瞳の女子高生。
「エンゲキブ」と言うあだ名の通り、演劇部に所属している。
明るく活発な性格で、月光とは昔なじみ。
「ラーメンいわさき」のラーメンがお気に入り。
演技力に優れ、性格はよく言えば明るく活発、社交的で面倒見が良い。悪く言えば、おバカで八方美人でお節介。
放課後や休日は、その時付き合っている彼氏の趣味、はたまた深夜徘徊に至るまで、遊び人なのか、器量人なのか、日々明け暮れている模様。
運動神経も良く、様々なスポーツやダンス、ヒーローショーのアルバイトまで打ち込む多才であるが、これらの趣味は、月光に会うまでの時間を潰すためでもあるとのこと。
とりわけ演劇の稽古には、ぶれない情熱を注いでいるという、まさに「エンゲキブ」というあだ名にふさわしい人物である。
しかし台本以外の読書はしないため、「おとぎばなし」の教養は皆無。
そのせいで、ある童話の主人公の代役を務めた際、てんやわんやの大暴走に発展してしまう場面もあった一方、『老人と海』の老人(サンチャゴ)役といった渋い役柄まで好んで演じているという一面に、演劇人としての顔も覗かせる。
その他、典型的な今時の女子高生と言った感じの少女だが、本編では稀に、単なる部活動で培った技能によるものかどうか怪しい立ち回りや、精神力の強さを見せることも。
しかし、誰もその本名を知らないという。
小学校に通っていた頃は、今とは別人とすら思えるほど表情が暗い娘だった模様。
放課後、一人ぼっちの校庭で、月光が声をかけてくれたことをきっかけに、徐々に笑顔を取り戻していった。
月光の秘密ネタをたくさん持っていると言っては月光を脅してみたり、月光を無理矢理色々なイベントに巻き込んでみたり、強烈なスキンシップ取っていたり、食べかけの菓子やジュースを無理矢理押し付けてみたり……でも彼氏は別に居るらしい。
「月光がいつも怖い顔してるのはみんなの為に何が出来るか懸命に考えてるから」
なんだかんだ言って、月光の事をよく理解してたりする……でも彼氏は別にいる。
執行者とは関係ない一般人ではあるが、月光とハチカヅキと共に物語に関わっていくことになるが…。