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犬飼現八の編集履歴

2022-12-20 11:21:53 バージョン

犬飼現八

いぬかいげんぱち

犬飼現八は、戯作『南総里見八犬伝』の登場人物。

南総里見八犬伝』に登場するの珠を持つ八犬士

右の頬先に牡丹がある。


概要

犬飼現八信道(いぬかい げんぱち のぶみち)。


長禄3年(1459年)10月20日、安房国洲崎で漁師・糠助の子として生まれる。幼名は玄吉。

お七夜の祝いに糠助が釣った鯛の腹から「信」の珠が現れ、守りとした。


母は産後の肥立ちが悪く病死。生活苦から糠助が禁漁区で漁をして死刑になるところだったが、領主である里見家から恩赦があって助命、安房から追放されるに留まる。

その後下総国行徳にたどり着いた糠助だったが、路頭に迷い進退窮まった結果、親子心中を図る。しかし滸河公方家の走卒(飛脚役の足軽)・犬飼見兵衛に助けられた。

見兵衛の定宿である古那屋に預けられると、玄吉は犬田小文吾の母から乳を与えられて育った。この為、小文吾とは乳兄弟となる。

以後は見八と名づけられ、武術の達人・二階松山城介に師事。捕物の名人として名を馳せるが、獄舎番の職を放棄した為に足利成氏の怒りを買って牢に繋がれてしまった。

そこへ村雨丸を献上しに来た犬塚信乃を巡る大捕物が発生、彼を取り押さえるべく牢から出され、相まみえる。二人が芳流閣の屋根の上で戦う場面は、作中屈指の名場面である。

しかし双方引かず、そのまま利根川に転落して行徳まで流されてしまう。そこで小文吾の父によって助けられ、己が持つ玉と痣の奇縁を知ると、名に玉へんを加えて「現八」に改めた。


派生作品

映画『里見八犬伝』

演:大葉健二

玉梓率いる闇の軍団に所属する侍大将。全身赤の甲冑を纏い、槍術を得意とする。

闇の軍団が支配する安房国で非道を繰り返していた。静姫を匿った村で虐殺をしていた時、突如として飛来した光に打たれて落馬し「信」の珠を手に入れる。後に館山城に連行されてきた親兵衛が吹き鳴らした伏姫の笛の音により、第七の犬士として正義の心に目覚める。

幻人によって蘇生された親兵衛をさらって館山城を脱出、静姫に恭順を示す。親兵衛は玉梓の次男の転生体と聞かされた事など貴重な情報をもたらし、闇堕ちした親兵衛が光の下に立ち返る助けとなった。

捕らわれた静姫を救うべく館山城へ向かい、閉ざされた扉を開ける際、過去の罪を償う時として犠牲になる覚悟を示す。そして無数の槍で貫かれながらも扉を支え、命と引き換えに一行を先に進ませた。


関連イラスト

現八@南総里見八犬伝


関連タグ

南総里見八犬伝 里見八犬伝 八犬伝 十手

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