風林寺砕牙
ふうりんじさいが
風林寺砕牙は漫画「史上最強の弟子ケンイチ」の登場人物。
概要
「一影」の異名を持つ我流武術の達人。一影九拳の長。象徴文字は「影」。
無手組、即ち殺人拳の頂点に立つ闇の最高幹部。
多数の為に少数を犠牲にするという典型的な殺人拳の思想を持ち、一影自身が必要と判断すれば相手は問答無用で殺害される。
かつてボクシングの達人ジェームズ志場を半殺しにし、妻である風林寺静羽を殺害。
拳聖曰く、一影の名を呼ぶだけで命にかかわる。
このように評判だけ聞くと超一級の危険人物であるが、娘の美羽は大切に思っているようで、拳魔邪神に美羽がさらわれた際には必要最低限の援助を行った。
また、兼一への接し方も朗らかで一見それほど危険な人物には見えない。
過去
闇を統べる一影もかつては活人拳を誇りとする武術家であった。
しかし暗鶚衆である静羽と恋愛結婚したことで、暗鶚の大抗争の引き金となる。
抗争初期は活人を貫き戦ったが、徐々に多数の為に少数を犠牲にする考えに変わってゆく。
抗争末期には少数を犠牲にする術である「殺人拳」に傾き、最終的には妻である静羽を殺害した。