概要
『腐女子除霊師オサム』とは、2021年7月5日に少年ジャンプ+で配信された読み切りマンガ。
作者はゲタバ子
腐女子あるあるネタを盛り込んだ除霊物ギャグマンガで、Twitterで話題となり、タイトルの「腐女子除霊師オサム」だけではなく、「バンヒス」「ヒスバン」のワードがトレンドになった。
そして2022年9月2日、「限界煩悩活劇オサム」としてジャンプ+に帰ってきた。毎週金曜日更新。
登場人物
CVは関連動画の1巻発売記念公式ボイコミでの配役
春山カイカ
CV:井澤詩織
女子高生(属性:ギャル)
ひとり暮らしを始めたアパートにヤバイ怨霊が出てきて困っており、同じ高校に通っているオサムに除霊を依頼する。腐女子に関する知識は全くなく、それが事態を悪化させる原因になってしまう。オサムからは非実在性ギャルと思われている。
乾オサム
CV:金田朋子
特定分野に特化した除霊師で、その分野では雑誌に載るほどの実力者。詳細は「乾オサム」の記事を参照。
坤みしん
ひつじのぬいぐるみとアップリケを使う除霊師の少女。お嬢様口調で、オサムとは幼馴染だが小さい頃からまともに除霊できなかったオサムを見下している。苗字は「ひつじさる」と読む。
とある怨霊の除霊のために『撃叩メンカーバン』を読んだところ、速攻で沼った。
天逆だんご
オサムが「師匠」と崇める流浪の女性同人作家で、伝説の同人サークル作画担当。除霊師ではなくオタクとしての師匠である。
左目で相手のカップリング妄想を見る事ができ、超画力で読み手と解釈が完全一致した同人誌を描く事ができる。
霊力とは魂の昂ぶりであるため、この同人誌を読むことでオサムの霊力を回復する事ができる。
怨霊
様々な心残りを残してこの世を去った人々の魂。オサムは普通の怨霊相手では手も足も出ないが、相手がオタクであればその心情を汲み取る事ができ、除霊する事ができる。
読み切り版の怨霊は生前の名前や死因は不明。カイカの部屋になぜか居着いており、カイカや他の除霊師からすればわけのわからない言葉を喚いていた。
実は「撃叩メンカーバン」の愛読者であった腐女子。最新刊の24巻の発売を待たず亡くなった模様。
自分の推しカプがマイナーであるが故のルサンチマンを抱えていたらしく、喚いていた内容もそのジャンルの腐女子用語であったことをオサムが看破する。
撃叩メンカーバン
元気でちょっとおバカな主人公「バン」とクールな天才ライバル「ヒスイ」がメンコバトルするという内容。
小中学生男子だけではなく、腐女子にも人気の作品でありカップリングに強くこだわる大きいお友達は少なくない模様。
あじしみショータイム
作中に登場するゲームアプリで、おでんを擬人化したキャラクターが登場するリズムゲーム。
プレイヤーは盛り付け職人として、映えるおでんをプロデュースする事を目的としている。
デュエットを「串に刺す」、三人以上を「皿に盛る」、石は「オタマ」でガチャる事を「掬う」と言うようである。
名前が判明しているのはたまご、だいこん、がんも、ちくわの4名で、他に5名のキャラクターがいる。
オサムはたまご推しのだいたま(だいこん×たまご)らしい。
関連動画
1巻発売記念公式ボイコミ