2017年2月5日に行なわれた第51回スーパーボウルは、5度目の優勝を狙うニューイングランド・ペイトリオッツ(AFC)とリーグ初制覇を目指すアトランタ・ファルコンズ(NFC)が対決し、スーパーボウルでは初となる延長戦の末にペイトリオッツが34対28で勝利、チーム5度目の優勝を果たした。
この試合は第3クォーターの途中までファルコンズが28対3とリードしていたが、ここからペイトリオッツが25点差を詰めて同点に持ち込んで第4クォーターを終了。延長戦でペイトリオッツが勝ち越しのタッチダウンを決めて決着した。
「最大25点差」および「第4Qtr開始時点で17点差」からの逆転は、どちらもNFLのポストシーズンでの最大点差記録となった。
その翌月、3月28日にはマサチューセッツ州および州内の諸団体などから様々なSNSに「今日は3-28だね。ペイトリオッツ優勝おめでとう!」なる書き込みが為され、以後も毎年3月28になるとこの試合を蒸し返す書き込みがあると云う。
なお、NFL全体で最大点差を逆転した試合は2022年シーズンの第15週、12月17日に行なわれたミネソタ・バイキングス対インディアナポリス・コルツ戦で、この試合は前半終了時点で0対33とされたバイキングスが後半で追い付き、延長戦にてグレッグ・ジョセフのフィールドゴールによって39対36で勝利している。この試合はバイキングスにとって対コルツ戦で25年ぶりに挙げた勝利であると共に、この年のNFC北地区優勝が決まった試合になっている。