概要
グルメ74で登場。アイスヘルなどの極寒地に生息しているクマ科の猛獣。ホッキョクグマのような白銀の毛皮を持つ大熊で、頭部には一列に角が生えている。
肉は貴重なタンパク源として生でも塩味だけで十分食えるほど旨い。一部の愛好家には掌も「極寒の珍味」として珍重され、高級レストランでも中々お目にかかれない珍味とされる。
原作では登場と同時に既に仕留められており、トリコ一行に食された。また、この時にある生物と出会うことになる。
アニメでは生きた姿で登場し、トリコにグルメスティックセンサーでデータを調べられたうえで仕留められ、小松によってつららっきょう入りで角煮に調理された。
ゲームではグルサバ2から登場。基本的に引っ掻きや噛みつきで攻撃してくるが、亜種の中には稀にいきなり転がり込んでくる攻撃も行う(しかもこれがノッキングチャンスであることも)。
亜種
- ツキノワグリズリー
黒い体色で首元が三日月のように白いツキノワグマに酷似した熊。生態もよく似ており、果実などを主食とするが、稀に動物を襲い、冬眠明けは特に凶暴で手当たり次第に獲物を捕食するようになる。襲われた際は『死んだふり』でやりすごすという迷信が広く信じられている。
- ユニコーングリズリー
独自の進化を遂げた希少な種で、当初はガッツキ大陸固有の種とされていた。ターコイズブルーの毛皮で額にユニコーンのような一本角が生えており、手足に水かきがあり泳ぐのが得意。特に角は漢方の材料として知られ、高値で取引されている。
アニメ1話では似て非なる姿の「一角ベアー」(捕獲レベル2、肉は硬くて食えない)が登場しており、グルモンではユニコーンケルベロスの代役のようにクリア後のグルメピラミッドに登場した。
- パンダグリズリー
黄色と濃い灰色のパンダそっくりなツートンカラーが目印の熊。見た目と裏腹に凶悪で、長く鋭いツメはどんな装甲も紙のように引き裂いてしまう。
- グリズリーネズミ
茶色い熊のように見えるが、実は巨大なハリネズミ科の猛獣。背中にはトゲが生えており捕獲の際には注意が必要。意外と臆病な性格で逃げ足が速いが、追いつめられると急に反撃してくる。