概要
『トリコ』世界における地球は大きく分けて「人間界」と「グルメ界」に分かれており、このアイスヘルは南極大陸よりさらに南に存在する人間界最南端の大陸である。
面積は1300万平方km(ヨーロッパ全土以上、インド4個分)にあたり、気候は年中零下50度を下回る。危険度は「ぼくのかんがえた自殺スポット」だらけの人間界においても「上級」とされており、周囲は氷山だらけ、アイスヘル自体も天に聳えるほどの断崖絶壁で囲まれている(この大陸は全てが永久氷河のため「低地」という概念すら無い)ため、まず上るだけで一苦労とされている。
古来の美食屋は冷凍技術も発達していなかったころ、このアイスヘルの極低温氷雪気候を天然の冷蔵庫代わりに使用しており、内部のグルメショーウィンドーには世界中の美味なる食材の出汁が集まったセンチュリースープが流れているという。
トリコ達は大富豪のカーネル・モッコイの依頼に半ば便乗する形でこのグルメショーウィンドーを目指したが、地底のメタンハイドレートが漏れ出したことによる急速な温暖化とそれに伴う超巨大低気圧の発生により、いつものように空路での冒険は不可能となった。
どこを見渡しても氷と雪しかない殺風景な光景が広がっており、殊にトリコ達センチュリースープ発掘隊が訪れた際には前述の低気圧により暴風が吹き荒れ、サスツルギや吹雪で死者が続出した。
最終的に四獣マウントタートルにより全て破壊されてしまった。たった1体でこれって…。