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ラモン・サラザールの編集履歴

2023-01-17 20:11:47 バージョン

ラモン・サラザール

らもんさらざーる

ラモン・サラザールとはバイオハザード4の登場人物。

概要

バイオハザード4の舞台である、レオン曰くヨーロッパの片田舎(スペイン)のある寒村地域一帯を治めている、サラザール家の8代目城主。見た目は少年のような身長で顔は老人のようで声もそれなのだが、実年齢は20歳というとてもアンバランスな容姿をしている。何気にアシュリーと同い年である。

既にその身に支配種プラーガを宿しているが、他の支配種プラーガを用いた者は力を開放(異形化)前の段階でも常人離れした身体能力などを見せていたが、彼は特にそのような描写は無かった。


人物像

性格はヒステリック且つ幼稚で、同時に残虐性も併せ持っている。村長やサドラーらと同じく、この地区の公用語であるスペイン語以外に英語を堪能に操る人物であり、レオンやアシュリーとも問題なく会話が成立している。


プラーガを取り込んでしまった背景

サラザール家は先祖代々プラーガを封印していたようで、ロス・イルミナドス教団を弾圧していたようである。また、サラザール家の人間は皆プラーガを操れる能力があるようだ。ラモンの父親もプラーガとロス・イルミナドス教団に圧力を掛けていたが、彼に仕えていた執事が残した手記によると、ラモンの代になった時には彼には家族がおらず天涯孤独の身となり、その寂しさによって生じた心の隙をサドラーに突かれ、サドラーの言いなりになってしまったという。


サドラーに心酔しきったラモン自身は、先代達の偉業を「過去に背負った罪」と断言し、あろうことかこれまで一族が封印してきたプラーガを解き放ち、さらにロス・イルミナドス教団に提供してしまうというサラザール家の大恥ともいえる大失態を犯してしまう。これによりラモンはサドラーと共に、今回の事件および後々のプラーガを用いたバイオテロの元凶の一翼を担う事となってしまった。

なお、教団側にとってはかつての隆盛を取り戻した功労者とも言えるのだが、サドラーにとっては村長共々“出来の悪い部下”と見倣されており、ラモンの不手際に業を煮やすシーンもあった。


因みに、ラモンに仕えている執事は二人いる(手記にも“我々”という記述がある)のだが、その二人ともプラーガによって哀れな姿になってしまった。そのうちの一人は、刺客としてレオンに送り込むも倒されてしまった。(なお、戦闘を無視して進行する事は可能)

しかし、ラモン自身、自分がサドラーに騙されているのに気付いていたかどうかは不明だが、知らず知らずの内にもう後には引けない状態にまで自分を追い詰めていくことになる。


作中での活躍

村長を倒し、自らの居城に入り込んだレオンにしつこく付きまとい、アシュリー救出の邪魔を幾度となくしてくる。ハニガンと通信していたトランシーバーをジャックすると、それ以降はしつこく煽るようにレオンに連絡を入れてくるようになる。

反面、元々ヒステリックな性格である為か、自身の煽り耐性はあまり高くなく、レオンが自分がけしかけた部下のガナード達や、陥れる為に用意していたトラップを物ともしない事に対し、次第に苛立ちを露わにしていく様になり、対峙したレオンに一泡吹かされたり、通信で煽り返してきたレオンに対し、癇癪を起こして悪罵をつく場面もある。

また、同時に城に侵入したエイダの追跡も部下のガナード達に指示していた様子である。

最後は誘拐したアシュリーをクラウザーに渡し、自分はレオンの足止めをするという役目を買って出た。変わり果てたもう一人の執事と共にプラーガの母体に取り込まれ怪物化し、レオンと戦うことになる。だが力及ばずにレオンに倒され、自らが解き放ったプラーガ母体と運命を共にする形で、もがき苦しみながら消滅するという皮肉かつ因果応報な末路を辿るのであった。


余談

『24 -TWENTY FOUR-』というアメリカのテレビドラマにて彼と同姓同名の登場人物がいるが、関連性は不明。

「解体真書」や各種設定資料集の初期案では、皺は無く容姿は少年そのものであったが、最終的に現在のような老人とも子供とも似つかぬ姿となった。

シリーズの中では珍しくレオンをミドルネームのスコットで呼ぶ人物で(作中では実際、主に“Mr.Kennedy”と呼ぶ事が多く、一度だけであるが“Scott Kennedy”と呼んだ事も)あり、レオンの名を用いたのは配下のガナードへの通達書での文面のみである。


関連タグ

バイオハザード4 レオン・S・ケネディ オズムンド・サドラー ビトレス・メンデス

オルチーナ・ドミトレスク…城住まいのボスという意味では後輩。

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