神楽すもも
かぐらすもも
概要
神楽いおりと神楽ひまりの娘。IF世界線妹のゆずの姉、あつやの姪っ子に当たる。一人称は「すもも」。なりきりの最中はそれらに応じたバリエーションになる(ドン・スッモーモ、スモレオン・ボナパルトなど)。当初は名前のみだったが、最近の挿話で名字が判明するも今後使われるかどうかが確定しておらず、また初回のみの『早乙女』以外の名字になる可能性もある為、ここに記すのは便宜上であることに留意されたし(これは一応の二親であるひまりといおり夫妻含めて)。案の定21年9/24配信のいおり主役以降はこの項目の『神楽』姓を名乗る。
言葉の使い方が個性的で返答したり肯定する場合には「はい」や「うん」ではなく、仏語の「ウィ」「ノン」と応答、失敗したときの口癖は「残念無念また来週」(別れる時には「さよなら」の代わりに使い、いたずらが失敗した際、ひまりなどから逃げる時にも使う。二度と会いたくない相手の場合「残念無念さよーなら」になる)。
周囲に止められてもやりたいことがある時は「すももはもうどうにも止まらない♪」と口ずさみながら実行するなど、敵味方問わず個性的な登場人物が多いこのチャンネル中でも、その個性派ぶりは群を抜く。
初登場時は単なるゲストキャラだった(同名のキャラクターはそれ以前に一度登場している)が、レギュラー後はひまりの娘として登場。
毎回登場する毎に様々ななりきりやごっこ遊びでハルトやレオンをはじめ、周囲の人間を巻き込み、国内外問わず・言語の問題など歯牙にもかけずに短時間で友達を倍々に増やす謎のカリスマの持ち主。相手が聾者であろうとも魂で意思疎通する。自分の欲求を満たせられるなら周囲の知り合いを手玉に取るが、その時の笑みは「悪い顔」を浮かべる。
同世代の鈴森リンや皐月めいに比べるとテレビ等メディアの影響を諸々に受けやすく、様々な職業に憧れてはその職業に就くべく(やや方向違いではあるものの)一心不乱に努力する。
幼くして家電従業員、カーディーラー、不動産案内等こなせる多才能なハイスペックである反面、飽きたり目移りするのも早く、基本挿話の終わりには鞍替えしているが、その過程で学んだ知識や技術はきっちり身に着けており、年齢不相応のハイスペックを着々と更新中。ある挿話ではGを隠れて飼育。名前も『ブリオ』と付けた。
憧れた職業の中でもマッドサイエンティストとスパイは気に入っているのか汎用性が高いからか、何かと多用している(後者の場合「プラム」というコードネームを名乗る)。
勉強自体は苦手(敬語もうまく使えず、語尾に「ます」や「ください」をつけてそれっぽくしている。小さい「イ」を含む単語の発音も苦手らしく「ディナー」→「デナー」「レディー」→「レデー」となる。言い間違いも多く「まっかっか」→「まっかっかかっかっか」、「ウィスキーボンボン」→「ウィスキーボボボン」など)だが、IF世界線ではキチンと勉強して満点を出しているなど、典型的な「やればできる子」。
一方で興味のあることに対しては頭の回転が異様に早く、ゴッドファーザーやレ・ミゼラブルのDVDを字幕なしで複数回鑑賞し伊語、仏語を覚える記憶力(どこで覚えたのかナポレオンの名言や海外のことわざも現地語で使え、いおりから教えられた英語での『誓いの言葉』を復唱する)、SNSに上げればたちまちバズるほど高いデザインセンスに加え、コンピューターウイルス込でハッキングを練習、邪悪な気配や友人の危機を察知し、意味は分からずとも他人の語った言葉を記憶暗記、仕草や表情、レシートの単語だけで嘘を見抜く眼力で、弱者を助け強きを挫く正義感と機転の持ち主。泣く事も滅多に無く、大泣きするのは知り合いが大病や事故で亡くなった時だけ。時には自己犠牲してでも助けるケースも有る。
また隠密行動が得意であり、本物のスパイじみたスニーキングをあっさりやってのけ、DQN相手に急所攻撃も辞さず、空港内でハイジャック犯をリン達と捉え新聞の紙面に掲載される。
マッドサイエンティストごっこの際に使った数年物の「傷んだカルプス」をあちこちに常備しており、主にDQN制裁に使用するが、レオンと牛鬼組のミルフ以外は大抵腹を壊し(初心者級でもトイレに篭り、『カルプスの境地』を垣間見るらしい)、警察病院送り。数ヶ月程度は流動食しか受け付けない。後に宇和佐組へDQN制裁用の6年熟成ものを渡し、リビングには大量のウイスキーと共に陳列する。
大人へと成長しても性格自体は全然変わっておらず、リンとジョウの娘ハナにまで影響を与える(父の腹がでる理由からおやつを盗ませた。リンは昔やった行為だと咎め、お説教をするつもり)。また偶然にも5年前の抗争中に記憶を失ったイヌヅカの兄貴分リュウを救い、20年後の未来ではアヤネの実弟サクヤを植物状態から目覚めさせ、自分の曾祖母の痴呆を『魔女のスープ』なる液体で一時的に全盛期の記憶を取り戻した。
発熱すると口調から独特さが抜け落ち、敬語に変化する(普段から想像できないほど、きちんと使えるようになるが、それでも「おめいさん」「おリンさん」「おマッドなサイエンティストごっこをするご予定がありまして」など、やっぱりどこかしら変(笑))も、行動には全く変化がない。
祖父母がいるIF世界線もあるが、常識人の祖母が多いリンとは逆に登場する祖父母はほぼDQN(まれに常識人の祖父母がいることもある)。
頭を撫で回されたり(すもも曰く「わしゃわしゃ」)、くすぐられるのが弱点。
とある話では1年経っても容姿が同じだが、当人曰く「10cmは背は伸びた」らしい。
リンと異なり、大人の姿は現在のところ左腕のみで、ひまりのイメージでの登場に留まっているが、20年後の場面でのシルエットを見る限り見た目も中身も現在と全く変わらず、昔恩を受けた者にすら轟かす程に有名を馳せている。