概要
埼玉県の広域指定暴力団『宇和佐組』組長『皐月マサムネ』の一人娘。5月5日生まれと誕生日が明確にされている。母親のあおいとは数年前に交通事故で他界。誕生日に限り父以下上層部数人が女装で祝うのを恒例にする(托卵させた兄毒嫁の連れ子が笑った理由から)。母親譲りの顔立ちと黒髪ロングヘアーが特徴だが、両親の結婚は早かったが生まれたのは壮年になってからである。
イヌヅカ・アキラとは『アキオとお嬢』の鈴木アキオと二階堂エリカや『ワンだふるラボ』のアサヒナとランの関係に近いが、彼らと異なり周囲に極道の娘としての素性が既に知られており(特にめいの通うIF世界の幼稚園及び小学校内では)孤立無援の状態。この事を憂いた組長はイヌヅカに対してめいの友達になるようミッションを下している。すもも達とスパイごっこに興じる際のコードネームは『ウーユエ』(ウーユエ→中国語で五月。五月=英語でメイ、からの命名だと思われる)
甘党らしくチョコレートパフェやビスコを好む為、それを知っているイヌヅカからは彼女の機嫌を損ねた時に「お嬢、ビスコです」「チョコパ、食いに行きましょう」とご機嫌取りに差し出しされ提案されるが、大抵「いらない」「行かない」とばっさり切り捨てる。すももは誕生日プレゼントに『3年2ヶ月もののカルプス』入りスプレーをイヌヅカ避けとして贈る。イヌヅカを普段はややぞんざいに扱うも、他人の為に力を尽くす努力は一応認めて、細やかなご褒美はあげており、ここ一番という時の信頼度は高い。反面、恋愛に関する限りは信頼度は0どころかマイナスにふり切っている感すらあり、よく似た境遇である山姥組の山姥あまねとイヌヅカの恋を応援。年相応な態度を摂るも、美的感覚は母譲りなのか、不気味なモンスターグッズの収集を趣味とする。
父親がヤクザの組長なのが原因で孤立を強いられている為、暴力沙汰を極端に嫌うも、彼女なりの正義感は持ち合わせており、特に自身と同じく孤独に追いやられた者を陥れる愚者には静かな表情ながら怒りを露にする。
また、相手があまりにも悪逆だとイヌヅカやヘイジに対して「何でも暴力で解決するのは嫌いだけど今回は許すから、友達を助けて」「(学校ごと)東京湾に沈めて」と実力行使を指示。
リンやすももとも交流を持つ理由から彼女らの親御も事情を知らされている。
IF世界線では、すもも達のクラスへ編入し(最初からクラスメイトのIFもある。その際はすももの影響でリンと共にいたずらっ子になり、孤立していない為、性格も相応に明るくなる)、大人へと成長しても交流を続けるLvの親友同士になる(IFの彼女達とは平均2~3歳年齢が離れている)。英語を流暢に話すことができ、生活環境の影響か、トカレフなど拳銃の種類および使用法についての知識も持ち合わせる。5歳にしてミナミの帝王を読み、『イヌイヌファイナンス』の社名を立ち上げ、一時的に借金返済業務(?)も手掛けた。一応20年後には(新郎不明で)嫁ぐものの、レディース総長の祖母とあおいが纏ていたウエディングドレスを(リュウの保管経由で)受け継いだ。
別のIF世界線では神楽家や鈴森家両方が存在しない場合も有り、性格がネガティブ寄りの思考だったりもする。