概要
『皐月めい』の母親で、広域指定暴力団『宇和佐組』初代組長『皐月マサムネ』の妻。組が掲げる行動理念や、掟の大半は彼女の発案。夫や宗一郎とは幼馴染みで、学生時代からの同級生であった。初登場回では学生時代の回想もあった。(因みに美魔女設定なのかマサムネが若い頃と大幅に容姿が変わるのに対して全く変わっていない)実家家族は両親は既に他界し、(IF世界線の)妹ナツミ夫妻&姪ミユはマトモだが、DQN兄夫婦が傍若無人な行動ばかりで、設立したばかりの組での闇金漁船送り第1号にされ、家族経由での縁はIF世界線以外最悪と云える(別世界線では、両親の遺産で山を複数所有。祖母はレディースの総長で、特攻服を改造したウエディングドレスを彼女が世代を越えて纏う、別世界線では駆け落ち同然に反対され唯一頭が一切上がらないでいたが、敵視する元同級生の株を買い占め、極道に嫁けば凶悪且つ過激に制裁するのが目に見えていただけで、旦那の男気には太鼓判を押す)。
紆余曲折で極道の妻になるも、詳細は不明だが冬頃に交通事故で他界(IF世界線では健康を装いながらも既に大病を患っていた)。人に囲まれているのが好きで、好きな花は桜だった為に、彼女の墓前が見える場所に組員総出で植樹。面識がある相手には娘の容姿に瓜二つと錯覚させる。理不尽に傷付けた相手でも慈愛の精神を施され、その無償と言える心根はカンタをはじめとした組員からは「姐さん」と慕われていた。その一方でミーハーなきらいが有り、ワールドカップを見たら11部屋もある戸建て住宅を購入して、11人育てようと夢想、結婚記念日の飾り付けは壊滅的で、好きなものにドリアンジュースと奇抜な味覚の持ち主。無数のモンスターフィギュアを組事務所に飾り、意外とお茶目な一面もあり10数年前の回想では裕次郎(高校の同級生なのも判明)と一緒になってマサムネをからかったりはちゃめちゃな行動を起こし主人公を救っている。金融会社『マサちゃんファイナンス』の名称の発起人。
マサムネ曰く「食いしん坊で怒らせたら怖い」、ヘイジ曰く「不貞腐れると面倒」とも述べ、カラオケで数時間延々と歌うが持ち歌が某ガキ大将級の音痴。一端怒りだせば瞳孔が赤く染まり、フライパンの持ち手をおり、稲妻と共に物凄い闘気を発し、その迫力は素直なカンタや娘以外は厚顔無恥のDQNをも制裁には四肢を折り、極寒の地や紛争地域へ捨てに行き、本物の武器や爆弾を用いて黙らせる。窃盗、盗電、盗水しようものなら拠点を徹底的に潰す。『牛鬼組』のおキクとは敵対関係であるにもかかわらずツンデレ気質を見抜き好意的に見ていた。死後、記念日等に何故かヘイジやイヌヅカが自分の悪い噂や愚痴を口にすると金盥が処構わず上から落下し、最悪の場合、遠方から洪水が押し寄せる。