概要
神楽ひまりの夫で、すもも&ゆず&いちごの父親。年齢は初期作品でひまりの10個上と説明されている話がある。基本容姿は茶髪でメガネ、口ひげを生やしたスリムな男性(中学時代は鵜久森マモルと同じ髪型)だが、If世界線では眼鏡も口ひげもないややロン毛気味の茶髪で小太りの男性の姿になる。
妻の突拍子もない行動力に好感を持って僅か数週間のスピード婚。何れも、娘の個性を面白がり、そのノリに付き合い、言動にきっちりツッコミを入れる(DQN父の場合はすももの言動・ノリについていけず、すももが何か言っても流すなどしてまともに取り合わないか、下手をすれば邪険に扱う)家族を愛する良き夫・良き父。職業は基本SEだが、父親が不動産をいくつも所有。ビルのひとつを譲られた。
ごく最初期は病気で若くして亡くなり、海外へ長期出張と家族と過ごせる描写が少なかったが、ファンの要望か途中から一緒に過ごせる動画も増えた。結婚して約10年目。
何だかんだで慌てふためくことの多い(原因の大半はすももの奔放すぎる行動のせいだが)妻に比べ、飄々として落ち着きがある。人当たりも良く努力家。フレンチに近い料理も一人でこなす。すももが「天真爛漫」だとすれば、彼には「泰然自若」という言葉が似合うが、おばけや怪談が大の苦手ですももがふざけて怪談話を行ったりゾンビメイクをした顔を見せた際は、恐怖のあまり叫びながら逃げ出し気を失うと何時もの落ち着きが影をひそめる。
家族に対し怒ることは全くと言っていいほどないが、実母がひまりの私物を勝手に捨てて家から追い出そうとたくらんだ際、口調は穏やかながらも実母が泣き叫んでひまりに謝罪しに来るほど激怒。
その際、いおりの目は見えないように描写されていたがすももとゆず曰く、「パパの顔、鬼だった(すもも)」「あんな怖い顔のお父さん、初めて見ました(ゆず)」「婆ちゃん、死ぬんじゃないか?(すもも)」とのことから相当な怒りだったのが覗える。
前述の通り、いおりの親族はDQNとして登場するのは恒例で特に母親はいおりと結婚したひまりをとことん嫌い、上記の嫌がらせをして追い出そうと目論むが、そのたびにすももやいおりから制裁を受けて悲惨な末路を辿り、神楽家に2度と近寄らなくなる。此れは愚弟も同様。
このほか幼少期に実の両親に虐待され、ヤクザに助けられたIFストーリーがある。この時のイオリはヤクザから格闘技を習い、虐待による背中の傷を隠すために入れ墨を入れている。そしてヒマリの妹夫婦が子供を虐待していることを知って激怒(ゆずが青ざめて震えるほどの怒りであった)し、妹旦那を半死半生になるまで徹底的にボコボコにした。イオリ本人は妹旦那を亡き者にするつもりだったがすもも、ゆず、ヒマリの涙の説得により思いとどまった。(なお、この時駆け付けたアサミがイオリ以上の制裁を妹夫婦に加えたためイオリの罪は不問となっている)
イタリアワインについて造形が深く、すももの言った伊語や仏語を翻訳して説明となかなかの博識振りを発揮。(IFでは)酒が飲めるひまりとは対照的に下戸。苦手なものはお化けや幽霊の類。一応18禁DVDをレンタル屋から借りる程度には思考はマトモな人である。(もっとも、妻の覚醒を止めない、それどころか期待あるいは娘にそれを促すような言動も見られるので、彼女に比べると、やはり思考と言動のバランスが取れているとはいいがたい部分もチラホラ…)
登場して暫くは妻娘主役回のサブや、他のキャラの回の話に顔出しする程度だったが、2021/8/10配信の動画で主役(語り部)に抜擢。名字が『早乙女』姓を名乗るIF世界線も在る(一度ひまりと離婚し神楽姓になる世界線も)。別世界線では、ヒロシとカケル、マサと言う弟、両親、祖母、嫁いだ妻と同名の妹(明星ひまり)がいる。