概要
鵜久森レオンとは3歳年の離れた実弟。所謂突っ込み役(兄から頼られる場合マモルえもんと呼ばれる)。宇和佐学園(高校)出身で、1学年下。『宇和佐学園(高校)奇跡の世代 四天王の再来』のひとりでもある。
両親から会社を受け継いだ就任当時は未成年だったので社長の座を兄に譲ってはいるが、㈱Y&A及び宇和佐商事(鵜久森グループ)の実質的な経営者。『経営の神』とも呼ばれる。基本設定年齢は20代前半。
高校時代は全国模試一位を獲得するIQ200の持ち主で、生後3ヶ月で父からオセロや将棋で負かし、会社や銀行、警察のセキュリティを突破してのハッキングも思うがまま(当時兄が深夜の学校で肝試ししたいと我が儘を言い、仕方なしにセコムのセキュリティに侵入、解除して決行していたのをハタケヤマ・ショウも知っており、弱みを握られている)。父裕次郎から(または米の大学で)経営学も学んでおり、会社の事業拡大の一端は彼のお陰と言える。気に入ったモノなら提携や傘下に入る条件として礼金は小切手で一括払い。苦手なものは河童巻き(美味しければ別)。外食ばかり目立つが、一応は炊事も得意でオムライスが得意料理、兄も満足させられる腕。下着は黒のブリーフ派。
毎回のようにマイペースを貫く兄のフォローや捜索に駆け回っており、時には無茶振りから傘下の者たちとの仲介に奔走し、女子のみの同窓会には恐ろしく似合う女装で強制参加させられ、日常会話では渾名に対して指摘とツッコミを続ける苦労人。その行動範囲が個人のレベルを超えて広く、場合によってはプライベートジェットをチャーターして迎えに行く羽目になることも。兄に素で突っ込み可能な人材を何人も本社採用させるのを望む。
当初は平然としていたが、話が進むにつれてレオンの天然ぶりがに拍車が掛り、最近の動画では目が死んでいることも多いものの、個性的な喜怒哀楽の表情が出始め、プライベートも就寝出来る暇がない。本当に安らげるのは兄が自分探しの旅に出た期間のみ。
一方で母アスカの生前はむしろレオンを煽り立てるポジションだったようで、死後お鉢が回って来た形になる。
鈴森ハルトとは兄と同じく柔道場での元師弟関係の間柄であると同時に宇和佐高校の先輩後輩の関係に有り(同様に猫舌)、この関係で娘のリンとも面識がある。リアルおままごとを頼まれた際は、その場のアドリブによる台詞やリアクションは兄以上だと彼女らに誉められ、絶賛されたが、レオンが居ないと自堕落で爺臭くなる(ダメダメっぷり)を発揮すると心配されてもおり、刺激を与える方法を模索された。この事実を知った御子柴桜介は落胆。すももの『3年ものカルプス』にも多少腹痛する程度。女性目線による妊活体験でも女装も(リンを腹に抱えて生活するのも)厭わない。
少年時代に両親を亡くしている性で親や家族に対して思い入れがあり、赤ん坊や子供を蔑ろにし、社員を人と思わぬ道具扱いする毒親やDQNは「4ねばいい」と顔面を黒く染め上げ怒髪天を突き吐き捨てるほど嫌悪する(対象はつばきの実父でも例外は無い)。特に知り合いを重傷を負わせ生命を奪った輩は試作開発過程で偶然生まれ危険性が高いジョークグッズで100万枚の反省文を書かせ、しぶとい場合は遠洋漁業送りにする(父 裕次郎も同じ台詞を言う為に受け継がれたと推測)。更には亡き両親を侮辱且つ冒涜された際は某戦闘民族の如く激昂し、潜入捜査を終えて退社後は速攻で会社を買収、腐敗の温床と化した経営陣上層部を有無を言わさず一掃。拳銃で脅し究極の選択を迫る光景をイヌヅカですら「俺ら以上に893な事」を行う。後に、後輩に当たる学園の生徒『ナツヒコ』にハッキング技術を(ハタケヤマから事情を知らされた上で)伝授しているが、父の「優れた才能は時には周囲の者を傷付ける」趣旨の遺言とも採れる忠告は心に留めている。
後に彼をモデルにした交通整理人形『宮古島マモル』が登場するも、レオンの我が儘で稼働させたところ宮古島の市長から「不気味で無理」とクレーム返品された。ちなみにこれの前身は裕次郎の生前に作られていた「マモル君2号」。オンラインゲームでは「マモル3号」を、会社の抜き打ち潜入調査では『久森』の偽名を名乗る。
メイクを施せば自分と声や容姿が似ている牛鬼組二代目組長『あさひ』が後に登場しており、そこに所属するミルフから酸素カプセルの無償提供の序でに彼の代役に仕立てられたが、彼と従兄弟同士だったのはレオンと共に知らされていない。