概要
1965年に「山平娯楽機械」として長崎県佐世保市で設立し、翌年に熊本県の「九州娯楽」と合併、更にその翌年に九娯貿易へ改称。オペレーター会社として活躍するかたわらアーケードゲームの開発を手掛けていた。一時期は家庭用ゲーム業界にも進出し、海外ドラマ『エアーウルフ』のゲーム化作品や『忍者COPサイゾウ』を発売。その後は製品開発メーカーとしても活動していたが、1998年1月5日に和議申請を行い倒産した。
主なゲーム作品
アーケード作品
- リパルス(1985年)-同社のAC処女作。セガが販売元。実際の開発は倒産したオルカの残存メンバーが在籍していたクラックス(同作には上村達也氏がプログラマーとして参加している)。
- フラッシュギャル(1985年) -開発は外注。販売はセガが担当。
- レジェンド(1986年) -セガから販売予定だったが、自社販売・流通に。
- エアーウルフ(1987年)
エレメカ
- 新幹線ゲーム(1976年) - 製造はニシキ製作所。「Ⅱ」や「Ⅴ」といったシリーズもあるが、「Ⅲ」や「IV」の存在は不明。
家庭用ゲーム
- エアーウルフ(1988年12月24日、ファミリーコンピュータ)
- 忍者COPサイゾウ(1989年11月17日、ファミリーコンピュータ)
- クロスファイアー(1990年11月2日、ファミリーコンピュータ)
- スーパーエアーウルフ(1991年3月29日、メガドライブ)
関連タグ
テクノソフト:かつて同じ長崎県佐世保市に存在したゲームメーカー。