概要
「閃光のハサウェイ」劇中にて、ハイジャッカー達がハウンゼンに乱入した際、リーダー格の男・マフティーを騙ったかぼちゃマスクが本物のマフティーことハサウェイ・ノアに銃を向けた際に、ギギ・アンダルシアが放った台詞。
↑12分15秒
クェス・パラヤの幻聴の後、同じ台詞の後に被せるように言っている。
さながらテレパシーで伝えたあとにもう1度口頭で伝えたかのように聞こえるのが特徴的。
視聴者の1人いわく「ニュータイプの感応波的と思わせる表現で何がすごいかっていうと、
今まで視覚と聴覚で表現してた感応波を、音のみで伝わるように表現をしたってことなんだよな。
すごすぎる。」(原文ママ)
ネットではマフティーの部分のみを、あるいは「やっちゃいなよ!」の部分を様々な文に置き換えられて使われる。
例
- 踊っちゃいなよ!そんな神曲なんか!
作中での意味
ハサウェイを鼓舞したこのセリフだが、そもそもハサウェイ自身こそが本物のマフティーであるため、偽物だと言われるまでもなくハサウェイ自身だけは偽物であることを理解していた。
つまりこのセリフの意味は偽物である部分より、わかった上で穏便に受け流そうとしていたハサウェイに行動を促す部分の方が重要となっている。
本人であるハサウェイ以外で、ギギが偽物と見抜けたのは、「マフティー・ナビーユ・エリン」は3つの単語からなる「文章」であるにも関わらず、それを人名と勘違いした偽物は「マフティー・エリン」と省略して名乗ってしまうドジを踏んだため。
このセリフまでにもギギは繰り返し偽物を煽っているのだが、当の偽物は(そもそも勘違いしているくらいなので)全く煽られていることに気付いておらず、見ようによっては皮肉が通じないので直接的にやっちゃえと訴えたようにもとれる。
とはいえ、状況としては武装した集団に対し乗客側はハサウェイ含め丸腰ばかりで圧倒的に不利であり、それでも「やっちゃえる」と決断できたのは、洞察力だけでなく、ハサウェイやケネスに戦況を覆せる力があると理解したニュータイプ的な直観の要素も持ち合わせている。
余談
人物なので本来は偽「者」と言うべきはずだが、ネット上では偽「物」と表現されることが多い。pixivタグやyoutube、ニコニコの動画も偽「物」で登録されてしまっている。