概要
文字通り、イチゴを狩ることである。
とは言っても、
イチゴを追い求めて捕えるわけではない。
(※日本語の「狩る」というのは、本来は「狩猟」ではなく「探し求める」意味である。)
真面目な概要
一定の料金をとって、いちごを栽培している農場やビニールハウスに客を入れ、時間内いっぱい好きなだけいちごを摘んで食べさせる形式の販売方法。
多くのいちご園では、農場に入る際に、コンデンスミルクが入った容器とヘタ入れを渡される。コンデンスミルクは「おかわり自由」としているいちご園と、追加料金がかかるいちご園とがある。
制限時間は30分とされている場合が多いが、大抵の人は食べ始めて15分もすれば満腹になってしまう。時間内に摘んだいちごはその場で食べきるのが決まりで、いちごを持って帰りたい場合は、お土産用にパック詰めされたいちごを別に購入しなければならない。
いちご狩りはビニールハウスで行われる事がほとんどだが、中には露地栽培のいちごを摘むことができる いちご園もある。
ビニールハウスを利用した いちご狩りは1月から5月のゴールデンウィークまでを営業期間としていることが多いが、中には12月頃からいちご狩りが可能ないちご園もある。露地栽培のいちご狩りは期間が短く、5月~6月(北海道は6月~7月)が旬である。
子供を中心としたファミリー層やカップルに人気のレジャーだが、近年は「いちごの先端だけかじって残りは捨てる」「時間内に摘んだいちごをポケットや袋に詰め、こっそり持って帰ろうとする」などいった、マナーの悪い客が増えているという問題点がある。
関連イラスト
表記揺れ
関連タグ
くだもの狩り さくらんぼ狩り ぶどう狩り 梨狩り りんご狩り みかん狩り