『女性を騙して辱めたうえに、自らの欲望のはけ口へ仕立て上げる』
「ケダモノが、決して楽には死ねんぞ。今回、あの拷問を解禁する……」
『この世には人を食い物にする害獣の住まう場所などない…… 跡形もなく消えるがいい』
「ガタガタ喚くな、ブタが」
「フン! フン! 流川、始めろ……! フン!」
「喜べ。待ちに待った暖房だ」
「何言ってんだ。やめるってのはさっきの火炎放射だよ」
「約束はさっきのだけだ…… じゃあ、炙るから頑張れ」
対象
釣れた女性を強姦した様子を全世界に配信してデジタルタトゥーを貼り付け奴隷にするという手口で多くの女性に魂の殺人を働いた連続強姦魔の新島に執行。
概要
某国(恐らく某半島の北半分)において捕虜に対して行われる冷凍拷問の一種で、前回伊集院が堂馬利信に行ったものの別バージョンでもっと過酷なもの。マイナス20℃以下の低温の冷凍室に捕虜を拘束し、火炎放射器で炎を浴びせかけるというもの。冷凍室の低温と火炎の高温により、人体は多大なダメージを負う。
今回伊集院が行ったのはこの冷凍火炎拷問が相手の一定の面しか熱する事が出来ないという欠点を補う為に、電熱機能を持たせた鉄柱による炮烙系と組み合わせたもの。前面は炎で、背面は熱した鉄柱で炙る事により、罪人を満遍なく炙る事が出来る。
経過
新島の周辺を調査していた伊集院に突然、連絡が訪れた。
「奴(新島)の事を知ってるのは自分だから、指定の場所に一人で来てほしい」との事だったので、伊集院が一人で赴いたら約束通り、久我が待っていた。
久我がある約束を提案する。
それは、「俺と一対一の喧嘩(決闘)をして欲しい」との事だった。
伊集院もそこまで鬼ではないので、あえて彼の喧嘩を引き受ける事にした。
喧嘩した結果、(当然ながら)伊集院の圧勝で終わる事になった。
喧嘩に負けた久我曰く「いい勉強になりました」との事。
約束通り、新島の事を伊集院に話す久我。
久我曰く、「奴(新島)は女性を食い物にしている鬼畜野郎と裏でも有名なんです」。
その事実を知った伊集院は久我の証言を最後まで聞いた後、新島を捕まえる準備を始めた。
(久我は新島の事を全て話した後、気絶した)
情報を得た伊集院は、早速新島が勤める会社に赴く。すると帰宅途中の新島が。車を運転していた流川が新島を撥ねて行動不能にし、そのまま拉致した。
冷凍室に連れ込まれた新島は喚き散らし、伊集院に「悔恨の念は?」と尋問されてもふざけた妄言を吐き散らすばかり。伊集院は問答無用で数発拳を新島の顔に叩き込んで歯の殆どをへし折った挙句、被害者の傷を新島にもつける目的で何度も鞭打つと、早速拷問を開始した。流川がスイッチを入れると新島が有刺鉄線で縛り付けられていた鉄柱が赤熱し始め、新島の背中と腕を焼いた。更に伊集院は新島に火炎放射をぶちかまし、新島の前面をじっくりと炙った。耐えられなくなった新島は例の如く口先だけの反省をしたが、彼が被害者に言った戯言を丸々返される形の「止めるって言ったのはさっきの火炎放射だよ」という言葉を言い放たれ、そしてそのまま冷凍室の中で死ぬまで炙られ続けた。
拷問終了後、冷凍室の温度がかなり上がってしまい、冷凍室に降りていた霜が殆ど解けてしまった。伊集院曰く「この拷問は設備に対する負荷が高すぎる」との事で、改良が模索されている模様。
今回の件が生かされたのがマヒャドである。
余談
この回の依頼者の三上恵子は結婚を心配した母親が結婚相談所に行かせて無茶な相手の条件を提示した結果外道の毒牙にかかることになった。依頼者の家族が加害者になるという珍しいケースである。