クビシメロマンチスト
くびしめろまんちすと
クビシメロマンチストとは講談社ノベルス刊行の西尾維新の小説であり、戯言シリーズの二作目。
概要
クビシメロマンチストとは戯言シリーズの二作目である。
サブタイトルは「人間失格・零崎人識」
英題は「Easy Love, Easy No」。
西尾維新作品の中でも屈指の後味の悪さを誇るが、読者にフェアな推理を要求する本格ミステリーとしては高い評価を得た。現在でもこの作品を西尾の最高傑作だと推す人は多い。
西尾はこの作品を三日で書き上げたらしい。
あらすじ
鴉の濡れ羽島で起こった密室殺人事件から2週間。京都、私立鹿鳴館大学。「ぼく」こと“戯言遣い・いーちゃん”が級友（クラスメイト）・葵井巫女子（あおいいみここ）とその仲間（フレンズ）たちと送る日常は、古都を震撼させる連続殺人鬼“人間失格・零崎人識（ぜろざきひとしき）”との出会いによって揺らめき脆く崩れ去っていく──。そして待ち受ける急転直下の衝撃。1つの世界が壊れる“そのとき”を描ききった新青春エンタの傑作！
登場人物
主人公。語り手。《戯言遣い》。２週間前に「鴉の濡れ羽島」から帰ってきたばかり。
級友。ハイテンションな会話と比喩が特徴的。
級友。元？ヤン。
大学の級友。
大学の級友。
殺人鬼。《人間失格》。
隣人。
刑事。哀川潤の知り合い。
刑事。一般人。
《青色サヴァン》。
《人類最強の請負人》。
直接登場しないにもかかわらず、なぜか登場人物表には名前がある。奇しくもネコソギラジカルと逆のパターン。
