「戯言だけどね」
概要
CV:梶裕貴
戯言シリーズで『ぼく』という語り部で登場する主人公。本名は不明で作中に様々なニックネームで呼ばれている。
(『いーちゃん』『いーたん』『いっくん』『いの字』『いー兄』『いのすけ』『師匠』『いーいー』『欠陥製品』『詐欺師』『戯言遣い』等)
意外と女好きで惚れっぽい反面、男に淡白。メイドマニアで女装が似合う。
年上が好みだが年下の娘によくモテる。記憶力が極端に悪い。欠けている部分が多すぎるため、他人を落ち着かせない才能の持ち主である。
(鏡の存在こと零崎人識により、《欠陥製品》の名を付けられる)
一般人としては戦闘能力はそれなりにあるらしい。
以下ネタバレ含み
神戸出身。血液型はAB型のRhマイナス。
中学2年から5年間ER3システムに在籍していたが、親友・想影真心の死をきっかけとして中退。
現在は骨董アパートの2階の部屋を借り、京都の鹿鳴館大学に通っている。
騒がしいのは嫌いだが、ER3在籍中、三好心視が同機関を辞めた記念に開かれたパーティにだけは積極的に参加した。
その席でウォッカを一気飲みしたことで急性アルコール中毒になって以来、アルコールを自主的に避けている。
運転免許は普通自動車AT限定のみ所持しているが、無免許でいいなら何でも運転できる。
「クビシメロマンチスト」以降は、葵井巫女子のベスパを譲り受け、使用している。
左の方が力が強い両利きで、正確な利き腕が判断できないことから左右の判断が苦手。
挿絵では二重丸がついた服を着ていることが多い。
「ネコソギラジカル」後の後日談では大学を中退し請負人になっている。
また、シリーズを通して一番謎が多く、尚且つ本編で一番解明されなかった人物でもある。
「キドナプキディング」にて、詳しい描写はされてないが、相変わらずメイドを愛しているらしく、メイド関連で娘の玖渚盾に様々な影響を与えている。
パパの戯言シリーズその4「心の中にメイドを雇うのだ。」からもメイドへの愛が読み取れる。
ちなみに実家は健在らしく娘の誕生からたまに帰省する機会ができた模様。
(戯言シリーズwiki外部サイトへのリンクより一部引用)
本名について
本名は最後まで明かされなかった。
作中で彼と親しい人物達は普通に本名を知っているが、常にあだ名で呼ぶため「読者には一切名前が明かされない」というパターンである。
本名についてはちゃんと設定はされているらしく、「クビツリハイスクール」などで萩原子荻に問われた名前当てクイズにおける三つの質問の解答や、その他の散りばめられていたヒントから、インターネットなどで様々な本名の説が流れている。
と言うか、この名前当てクイズからだけでも、名前の候補はざっと100万通りあるらしい。
まだ決定的な説は流れていないが、気になる人は調べてみるといい。
ネット上で見つけた名前候補の一部⇒外部サイトへのリンク