概要
『宇宙戦艦ヤマト2202』に登場するガトランティスの戦闘艦。ガトランティス軍の名将ゴーランド提督が率いる艦隊に編入されている。個艦名に『ゴーランド』がある。オリジナル版ミサイル艦のリメイク艦艇であり、全長の再設定や武装の大幅強化・変更等を行っている。
艦首に装備した2発の超巨大ミサイルは、オリジナル同様に敵艦隊の殲滅や惑星攻略の際に使用される。加えて艦首二連の発射装置は、作戦目的に応じて他の弾頭や揚陸コンテナ等に換装できる機能があり、より多様性を持たされている。艦首および艦橋部のミサイルなどは、前線における再装填は不可能だが固定式および旋回砲塔式のミサイルの一部は、再装填による連続射撃が可能となっている。
本作における破滅ミサイルは艦首の二連ミサイルではなく、艦体とほぼ同全長の追加装備となっている。テレザートから汲み上げた反物質エネルギーを利用したミサイルと設定されている。
スペック
- 全長:312m
- 兵装
・超巨大ミサイル×2発
・艦橋ミサイル×1発
・固定式ミサイル×28発
・ビーム砲塔(大型)×1基
・三連装ミサイル砲塔×4基
・三連装ミサイル砲塔・五連装ビーム砲塔×1基
・三連装ミサイル砲塔・五連装ビーム砲塔×2基
・三連装ミサイル砲塔・三連装ビーム砲塔×1基
・五連装ミサイル砲塔×1基
・破滅の矢
― 座乗
砂竜狩りの描写より、艦体のどこかに艦載機格納庫があると推定される。
また、艦内にホログラム付きの闘技場のような部屋がある。
経歴
第1章
テレサのいる惑星を攻略・占領すべく当艦艇2隻が投入された。艦首の超巨大ミサイル4発を持って先制攻撃を仕掛けており、巨大な山を半分以上吹き飛ばし地下の出入り口を露出させた。その後、ゴーランド率いる艦隊がテレザート星の守備を担う艦隊として、同宙域に駐留中である。
第3章
テレザート守備艦隊としてゴーランド艦隊が初登場
第4章
白色彗星内に誘い込まれたヤマトと遭遇。巫女の共鳴により攻撃は行わなかったが、反物質ミサイル搭載艦が大量に登場した。
ヤマトと交戦。封印岩盤の一部ごと破滅ミサイルで攻撃、重力乱流で動きを封じたうえで全艦隊密集体形での集中攻撃を行った。
しかし密集体形があだとなり、波動砲によって艦隊は全滅した。
第5章
土星沖にて白色彗星内部にいた艦隊が登場。白色彗星の重力傾斜で行動不能になった山南艦隊に反物質ミサイルを撃ち込み、艦艇を多数撃沈、アンドロメダを大破させた。
第6章
引き続き土星沖にて白色彗星内部にいた艦隊が登場し、銀河艦隊と交戦。
作戦ブラックバードによって反物質ミサイルが友軍艦誘爆し、全滅した。
第7章
改造艦であるジェノサイド・スレイブが白色彗星守備艦隊として登場。反物質が枯渇して用済みになったミサイルを衝角として装備、ヤマトおよびガミラス艦体と交戦した。