「わかりました。しかし粗相のないように」
概要
アトーフェ親衛隊の隊長。不死魔族のハーフ。
不死魔王アトーフェラトーフェに長年仕える右腕的存在で、何かと殴られながらも平然とした態度を崩さない。
容姿
灰色の髪をした、老戦士といった雰囲気を持つ男性。
人物像
物腰は柔らかいが、魔界大帝キシリカ曰わく「食わせ物」で、嘘ばかり吐いて主人の都合のいいように物事を運ぶ。
奔放なアトーフェラトーフェに苦言を呈すす事も多いが、大抵は聞き入れられない。しかし、面倒な命令を、アトーフェラトーフェが忘れているのを良いことに、適当な事を言って、そのまま忘れたままにしておくなどの面もある。
戦闘能力
短縮した詠唱で魔術を使う熟練の魔術師。
通常より素早い魔術の発動と豊富な戦闘経験によって対応力が極めて高い。
また、不死魔族の血を引くため、頭を真っ二つにされた程度ではあっさり再生する。
その実力は無詠唱魔術と膨大な魔力を持つルーデウスと渡り合うほどで、七大列強下位クラスの魔術師からも「凄まじい魔術の使い手」と評されている。
剣士一強の現代では珍しい単体で強い魔術師で、ルーデウスは「ロキシー以外で初めて見た強い魔術師」という(この時点ではシルフィエットや、ペルギウスが、まともに戦うところを見た事がない)。
なお、ロキシーはルーデウスが一瞬で倒したシルフィエットと同じくらいの強さなので、強さはムーアの方が上である。