鳶が鷹を産む

とんびがたかをうむ

平凡な家庭から天才が生まれることのたとえ。

概要

「とびがたかをうむ」とも読む。

鳶と鷹は姿は似ているが、鳶を平凡なものとし、鷹をすぐれたものにたとえている。ここから転じて平凡な夫婦の間に才能に恵まれた子が生まれる事を意味している。

似たような言葉に「鳶が孔雀を産む」というものがある。（意味も大体同じ）

勝海舟の父親勝小吉は息子の事を「鳶（小吉）が鷹（海舟）を産んだ」と評していたと伝えられる。

多くの平凡な夫婦からは平凡な子が生まれる事が多いため、対義語として「鳶の子鷹にならず」という言葉もがある。

関連タグ

ことわざ　鳶　鷹

凡人　天才

鳶が鷹を生む：表記揺れ。