タヌキノショクダイ科

たぬきのしょくだいか

ヤマノイモ目に含まれる科のひとつ

概要

ヤマノイモ目に分類される科のひとつ。

ヒナノシャクジョウ科に含む場合もあるが、ヒナノシャクジョウ科はヤマノイモ科、タヌキノショクダイ科はタシロイモ科に近縁とされている。

どう見ても植物には見えず、むしろキノコの様にみえる奇妙な見た目をしている。

海外では fairy lantern (妖精のランプの意)と呼ばれている。

植物の特徴といえる光合成を行わず、周囲のキノコやカビから栄養を奪い取って成長する菌従属栄養植物である。

光合成を行わない為、葉は退化して花、茎、根のみとなっている。

日本に分布する種の一覧

タヌキノショクダイ属

世界に90種が分布する。

• タヌキノショクダイ
• キリシマタヌキノショクダイ
• コウベタヌキノショクダイ

ヒナノボンボリ属 (ホシザキシャクジョウ属)

日本とアフリカのカメルーンにそれぞれ三種が分布するという訳の分からない分布をしている。

• ヒナノボンボリ
• ホシザキシャクジョウ
• ヤクノヒナホシ

関連タグ

• 単子葉類
• ヤマノイモ目
• 菌従属栄養植物
• 腐生植物