ジェノサイドカッターとは、飛び跳ねながら片脚を弧を描くように振り上げて相手を切り裂く技。
サマーソルトキックと違い、上半身は立ったまま蹴り上げるのが特徴。
ゲーム上の性能
KOF'94(初代)では威力が高い(パワーMAX+密着でのヒットだと即死)、無敵時間が異常に長い、着地の隙が皆無、と脅威的な性能を誇り、ラスボスの技として多くのプレイヤーを苦しめたみんなのトラウマ。
'95では全ての面で弱体化したが、それでも相変わらず高い性能を誇った。破壊力は94程ではないがそれでも状況次第ではゲージ半分は奪える。その威力で連続技はもちろん(気絶数値が高いため、ジャンプ強攻撃→立ち強パンチorキック一段目→ジェノサイドカッターは、平常時かつ正面から飛び込んでも体力半分以上奪いかつ気絶連続技となる。)、ガードキャンセルにも使えるため相手に手痛い反撃を与えることもできた。
作品ごとに性能はまちまちながら、格ゲーにおける無敵対空・切り返し技としては昇龍拳と並んで有名だった必殺技の一つ。
しかし近年の作品では無敵時間が短くなっている作品が多くある傾向にあり、対空技としての性能は落ちているので格闘ゲームをよくやる人ほど無敵対空技としてこの技を思い浮かべる人は減っているだろう。
pixivでは
片脚を振り上げるという演出のかっこ良さ以上に、女性キャラにパンチラキックを誘発させるには好都合な技でもある。
が、中には1ミリたりとも見せない鉄壁なスカートを履いていたり、予めスパッツをスカートの下に穿いている等、易々と見せてやるパンツは無いとばかりに片脚を振り上げるのだ。
まぁ、スカートから覗く太もももまた良いという人もいるので、まぁそれは人それぞれのこだわりであろうか。
余談だが、MUGENにてオリキャラ等によく搭載される技のひとつでもある。
やはり女性キャラが使うとパンチラ等が発生しやすい。
やはりと言うか、pixivのイラストでもパンチラ率が非常に高い。仕方ないね。
その他
KOF'97のラスボスであるオロチの遠距離強キックのモーションがジェノサイドカッターに酷似している。
ただしルガールのものとは若干違い、空中へは飛び跳ねずにその場で片脚を振り上げる。隙も少ない。
真剣で私を恋しなさい!シリーズに登場するヒューム・ヘルシングは体力の十割を持っていく技として「ジェノサイド・チェンソー」と呼ばれる技を持っている。もちろんパロディである。