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二式大艇の編集履歴

2012-05-14 13:21:56 バージョン

二式大艇

にしきだいてい

制式名称は『H8K 二式飛行艇』。日本海軍の飛行艇で、川西飛行機が設計・製造した。索敵・輸送・爆撃にと、実に多くの用途に用いられた。輸送専門に製造された型もあり、こちらは「晴空」と呼ばれた。

ザ・日本の四発機

二式大艇は日本では珍しい四発機である。

九七式飛行艇の後継として開発されており、もちろんワシントン海軍軍縮条約ロンドン条約で制限された艦隊戦力を補う役目も負っている。


九七式飛行艇

昭和9年(1934年)、川西飛行機に発注された大型の飛行艇。初めての国産四発機でもある。

通常の武装型の他にも民間機型や人員輸送機型が作られており、

総生産数は215機にもなる。


最大速度は試作機で332km/h、最終型では385km/hまで向上した。

長い航続距離を生かし、主に索敵任務、時には雷撃任務にも使われた。


だが性能的にそこまで高くはなく、「敵の飛行機」は全て脅威となった。(あのPBYですら脅威)

搭乗員には『敵機を見たら相手が何であっても逃げろ!』と言われており、

二式大艇が配備されると姿を消していった。

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