概要
モンスターハンターライズ:サンブレイクに登場する天彗龍バルファルクの変異体、奇しき赫耀のバルファルクが傀異克服をした姿。無料タイトルアップデート第4弾で実装された。
キュリアによる傀異化は絶望の凶星と呼ばれた奇しき赫耀のバルファルクにも影響を起こしたが、バルファルクはその暴走を克服し、「共生関係」と変化した。
元々自らの体から出る龍気に飲み込まれて暴走状態となっているため、その龍気が傀異克服によって更に莫大な龍気エネルギーを持つように。それ故に圧倒的な敏捷性を有し、繰り出される龍気爆発は苛烈を極めている。災厄たるその猛攻から逃れられる者はいないだろう。
その特異たる危険性故に、クエストに挑戦する際はMR160が条件となり、現状最大となっている。
戦闘
基本的な行動は奇しき赫耀のバルファルクと同様だが、引っ掻き、もしくは槍翼攻撃から龍気エネルギーを突き上げてくるように派生してくることがある。この攻撃の威力が高い上に範囲がやけに広く、横に歩いているだけでは回避できない事もしばしば。スキルで回避距離があると安定する。
ある程度体力を減らすと他の傀異克服古龍同様に「傀氣脈動状態」となり、通常の個体では見られなかった行動を連発するようになる。
傀異克服バルファルクの場合は大技として、「片翼に力を集中させ激しく回転したのちに槍の如き翼で獲物を串刺しにする」といったもの。威力は当然高く、ヒトダマドリを沢山集めていてもワンパンされかねない。また、回転攻撃をかわした後の突きはガード強化がないとガードができない。追撃にも油断せずに回避したい。
更に傀異克服前でも扱った「彗星」による襲撃は、落下してくる前に空から龍気の弾丸を流星群の如く撃ってくる。その後に襲撃してくるため、弾丸に被弾して翔蟲受け身→回避を忘れて彗星に巻き込まれる、といった事案が起こりやすいため、注意が必要。
「傀氣脈動状態」となっている間は攻撃の手を極力緩めずダメージを与え続けて、解放された力を抑え込みたいところ。
防具
傀異克服バルファルクを狩猟することによって手に入る「天彗龍極の破傀玉」を使う事によって防具が生成できる。名前は「赫耀・暦」シリーズとなっている。気になるスキル構成は…
| 部位 | スキル | スロット |
|---|---|---|
| 頭 | 龍気変換Lv1 力の解放Lv2 攻撃Lv1 | ④② |
| 胴 | 龍気変換Lv1 龍耐性Lv3 攻撃Lv1 | ④④ |
| 腕 | 超会心Lv2 力の解放Lv2 攻撃Lv1 | ④①① |
| 腰 | 龍気変換Lv1 スタミナ急速回復Lv3 攻撃Lv1 | ④①① |
| 脚 | 超会心Lv1 気絶耐性Lv3 攻撃Lv2 | ④③ |
| 一式 | 龍気変換Lv3 力の解放Lv4 攻撃Lv6 龍耐性Lv3 超会心Lv3 スタミナ急速回復Lv3 気絶耐性Lv3 | ④×6 ③×1 ②×1 ①×5 |
と、スキルもスロットもとんでもない事になっている。
まず、新スキルの「龍気変換」だが、こちらは「疾替えの書【朱】使用中に属性耐性値が全て0になり、属性攻撃値へ変換される」「疾替えの書【蒼】使用中に攻撃を当て続けると属性耐性値が上昇する」といったもの。
まず【朱】の効果の方だが、属性への変換率はLv1,2とLv3で大きく変わり、Lv1,2だと15%、Lv3だと25％変換する。例えば属性耐性の合計値が40なら10が属性値に上乗せされる。但しガンナーだとLv1,2で4％、Lv3だと8％しか変換しない。
属性耐性に関してはLv1で10上がり、Lv2,3で15上がる。此方の「攻撃を当て続ける」というものは武器種によって必要なヒット数が異なり、大剣は少なめ、双剣は多めと言った感じ。
要するに蒼で属性耐性値を上げて朱で変換して攻撃するという今作の目玉である疾替えを意識しつつ、サンブレイクの属性環境に合わせたもの。
また、装飾品も追加された龍気活性を使って属性耐性値を全て50にし、合計250から属性値を50を上乗せする事も可能。但し、龍気活性は龍やられ状態になるので龍属性武器以外では効果がない事も忘れないでおきたい。
総じてぶっ壊れ程ではないものの、武器や戦い方によっては強力なスキルとなっている。
他の部位も多くの武器に必須級のスキルや、合って損がないスキルが揃っており、龍気変換を意識せずとも何かと便利な仕上がりとなっている。特に腕と脚の防具はとてつもないことになっており、該当するスキルを選んでスキルシミュレーターを回すと殆どの確率で入り込んでくるほど。
余談
- バルファルクの変異体が傀異克服した個体のため、厳密には「傀異克服奇しき赫耀のバルファルク」になるのだが、流石に名前が長すぎることから「傀異克服バルファルク」と短縮されている。が、クエストには「傀異克服奇しき赫耀のバルファルク1体の討伐」と記載されており、少々ややこしくなっている。
