概要
「傀異化」したモンスターが、キュリアの力を完全に我が物として「共生関係」へと変化させた状態。
この状態に至った古龍を「傀異克服古龍」と呼び、その力は傀異化をはるかに上回り、通常の個体からは想像できないほど凶暴に暴れ回る姿がPVで確認されている。
また、戦闘中に「傀氣脈動状態」となり、通常の個体では見られなかった行動を連発するようになる。
傀異克服した古龍の討伐に成功した者には「破傀玉」と呼ばれる証が送られる。この証は古龍の装備に新たな力を解放させる鍵となる。固有の素材ではあるが剥ぎ取りや部位破壊等では入手できない。
怪異克服との誤記をよく見受けるが傀異克服が正しい表記である。
傀異克服古龍
傀異克服オオナズチ
無料タイトルアップデート第2弾で実装。クエストに挑戦する際はMR110が条件となる。
通常の個体以上に毒の扱いと身のこなしに長けており、姿を見失った者は猛毒の悪夢を見る事となる。
傀氣脈動状態に移行すると紫色の霧を散布するようになり、あたり一面が紫色の霧に覆われる。
傀異克服クシャルダオラ
無料タイトルアップデート第3弾で実装。クエストに挑戦する際はMR120が条件となる。
通常の個体以上に強力な嵐を意のままに扱い、獲物を追い詰める。また、傀氣脈動状態ではこの嵐の色が橙色になる。
傀異克服テオ・テスカトル
無料タイトルアップデート第3弾で実装。クエストに挑戦する際はMR140が条件となる。
力の解放時には纏う炎と放出する粉塵の量が増加し、幾度となく大爆発を起こす。そのため、スーパーノヴァを使用した後も即座に粉塵を纏う。
傀異克服バルファルク
無料タイトルアップデート第4弾で実装。クエストに挑戦する際はMR160が条件となる。
莫大な龍気エネルギーを自在に操り、圧倒的な敏捷性を有し、息をつく暇もない苛烈な連続攻撃を多用する。
またバルファルクを象徴する大技「彗星」は、襲撃の直前に数十発の龍気弾による絨毯爆撃が伴うようになる。
傀異克服シャガルマガラ
無料タイトルアップデート第5弾で実装。クエストに挑戦する際はMR180が条件となる。
キュリアによる暴走を克服したことで体表には不気味な紋様が現れ、狂竜ウイルスの放出量が高まり、ウイルス爆発が広範囲となった。
強化個体
傀異克服古龍にはなんと強化個体が存在する。
バハリ曰く、「傀異化を克服した後に力をつけてヤバい状態になっている」とのこと。傀異調査クエストや傀異討究クエストで一定のレベル以上の個体はクエスト一覧でオーラを纏っている個体になっており、攻撃パターンや派生が変わってくる。
余談
- ライズにおける古龍の扱いはやや不憫な描写が多く、不評を買っていた部分もあった(前作ワールドが古龍をプッシュした作品で描写にも力を入れていたため、扱いの差をより強く感じさせる)。古龍級生物と呼ばれるモンスターたちはいずれも傀異克服には至っておらず、また傀異克服した古龍を縄張り争いで操竜待機状態にする可能性があるのはたった1体だけ。傀異克服による古龍の強化は設定の面でも、モンスターの強さの面でも古龍の格を上げる要素になっている。
- 傀異克服古龍の英名は「Risen 〇〇」となっている。RisenとはRiseの過去分詞形であり、「復活した」等の意味を持ち、傀異化で暴走しかけたが、克服(=復活した)という意味合いと、MHRiseのRiseとのダブルネーミングだと考えられる。
- キュリアと共生関係にあるメル・ゼナも最初からキュリアを従えている訳ではなく、過去にとある古龍から仕向けられたキュリアを逆に取り込む事でその力を我が物としていた。前述の通り、力だけなら古龍に匹敵する生物たちは全て傀異化に留まっていることから、生物種として特に強靭な肉体と覇気を併せ持つ、一定の実力を持つ者(=古龍)であればキュリアを従える事が出来るのだと考察できる。
- 傀異克服古龍には劫血やられを付与する攻撃やキュリアを扱うような攻撃がない。狩猟した後体内からキュリアが離れるといった演出もない。また(傀異化の影響かは定かではないが)体表には大きな傷の様な不気味な模様が現れている。この点ではこういった模様を持たないメル・ゼナとキュリアの共生関係とは少し違った扱いになっている。
- 後にボーナスアップデートにより、キュリアと共生関係にある前の本来のメル・ゼナである原初を刻むメル・ゼナが実装され、「本来のメル・ゼナはキュリアと敵対関係を持っている」ことが判明した。しかもこのメル・ゼナはキュリアに抗っている仕草も見受けれられるため、無理矢理共生関係にさせられている可能性もある。そのため、厳密にはメル・ゼナは傀異克服古龍ではない。