曖昧さ回避
- モンスターハンターライズ:サンブレイクに登場する生物。本記事ではこちらを解説。
- Pixivユーザー「ぞこいら」のオリジナルキャラクター。
概要
血のように赤くヒルの体に金魚を彷彿とさせるヒラヒラした鰭状の翼とヤツメウナギと形状の似る口器をつけたような姿が特徴の吸血性の寄生生物。別名は「噛生虫(げっせいちゅう)」。
生態は蚊のような生物であり、キュリアはその者のエネルギーを吸うと同時に自身の毒を対象に流し込む。これは蚊の血を吸う前に唾液を注入する工程に似ている。
この毒は特殊な神経毒でこれを注入されたモンスターは体に異常をきたして非常に獰猛になってしまい、モンスターが獰猛化するとその毒は完全に血液中に溶け込み暴走する。
ただしこの毒を人間に注入すると血液に溶け込むことなく人体に悪影響を及ぼし意識を失い、最悪の場合死んでしまうこともある。
薬師のタドリ曰く厳密にはこの毒は狂竜ウイルスと近い構造を持つウイルスであり、また城塞高地が滅んでから間も無くの頃に王国周辺で起こった疫病は幼体であったキュリアが人体の中に入ってもたらされた病気とのこと。ただし作中の現在での解毒にはエスピナスが持つ毒に匹敵するような強力な毒が必要になっている。
メル・ゼナと共生関係にあるようでメル・ゼナ自身もキュリアを狩りに利用しており、エルガドの人々も王域生物の暴走がメル・ゼナが操っているキュリアが原因であると語っている。
キュリアによる影響
キュリアは宿主を求めて徘徊するが、大体の場合その者は吸われ尽くして死ぬが稀に他の生物のエネルギーを吸うための架橋として利用されている個体も確認されている。それが”傀異化”である。
正確にはキュリアがより多くのエネルギーを吸う為にその宿主を暴走させ無理矢理動かされている個体で、過度なエネルギーを流されたり吸われたりしているため寿命は短いが個体としてはかなり強力な個体である。
傀異化の体力が多いのはこれが原因であり、普通ならば力尽きるところを無理矢理生かされているので負荷は相当であろう。
関連タグ
ゴア・マガラ シャガルマガラ…狂竜ウイルスを持ち、同じくモンハン世界において病魔を拡散した。
ギィギ…似ているかもしれない。
※以下メル・ゼナ討伐後のイベントにつき、ネタバレ注意!
実はキュリアは本作におけるラスボス『ガイアデルム』が使役しており、こちらが本来の宿主である。
通常キュリアに吸われ続ければその者は全てを抜き取られ死ぬがメル・ゼナは少なからず抵抗があったのかそれを活用して狩りの道具にしていたようで、メル・ゼナの持つ古龍由来のエネルギーが豊富で吸い取るまでに時間を要していたとも推察できる。
当時は吸われた命は全てメル・ゼナに還元されると考えられていたが終盤ではメル・ゼナまでもが吸われる側であったことが判明。
そしてメル・ゼナの豊富な古龍エネルギーは全てガイアデルムに還元され結果的にガイアデルムが食事を集めさせていた形となった。
ガイアデルムは生命力を吸ったキュリアを吸い込み捕食することでエネルギーを自身に還元する。ガイアデルムの背や腕の一部には赤い結晶がへばりついているがこれはキュリアから得たエネルギーが抽出され結晶化したものであり、多くのエネルギーを秘めていることから極めて高い爆発性を持つ。その威力はガイアデルムですらそれを大量に吸い込むと爆発しダウンさせる程のものである。
ガイアデルムの第1形態はその爆発を利用し、強靭な翼脚で爆発を起こして攻撃してくる。しかしこれは諸刃の剣とも言えるのでガイアデルムに沢山の攻撃を加え結晶を多く落とし意図的にダウンを狙うことが出来るので活用したいところ。
ガイアデルムの討伐から暫くすると群がるキュリアたちも本来の宿主を失い、また次々と絶命していく。
しかし、一匹のキュリアが強い光を放って空へと登っていく意味深な描写の映像が流れ、ガイアデルムのクエストは終了となる。
更なる関連タグ
???…リンク先ネタバレ注意。