概要
漫画チェンソーマンに登場する、一度も地獄で死を経験した事がない悪魔達の総称。
本作において「悪魔」とは「人間が特定の物や存在、概念などに恐怖を抱く事で誕生する怪物」のことを指し、その恐怖の度合いが大きければ大きいほど強力になる存在である。
悪魔は地獄で生を受け、死ぬ事で人間の世界へと転生し、そして人間の世界で死んだ悪魔は今度は地獄へと転生し、輪廻転生を繰り返している。
つまり強大な悪魔は「人間が強い恐怖を抱くもの」の名を冠しているのだが、その中でも、無知な赤ん坊ですら恐怖を抱く事象、即ち「人間が本能として恐怖を抱くもの(根源的恐怖)」を司る悪魔は、数多の悪魔が犇めく地獄で一度も死を経験していない超越者と呼ばれる存在であり、並の悪魔や人間では「敵意を向けられた瞬間に死ぬ」とまで言われるほどの、人知を超えた圧倒的な強さを誇る。
作中で登場した根源的恐怖の悪魔
詳細は個別項目にて。
痩せ細った人間達の上に角のある動物の頭蓋骨を乗せたような姿に黒いマントを翼のように羽織った、どことなくサタンを想起させる姿の悪魔。
複数の腕で構成された料理人の女性の姿をしている。四肢は全て腕になっており、首はなく無数の腕で覆われているなど、その姿はヘカトンケイルを思わせる。