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センシティブな作品

概要

CHARM(チャーム)とは、『アサルトリリィ』における対ヒュージ決戦兵器の総称。未知の生命体ヒュージの脅威によって存亡の危機に立たされた近未来の世界において、人類が科学と魔法の力を結集して生み出した、ヒュージにとどめを刺せる唯一の兵器である。Counter Huge ARMSの略。

その敵の大きさに合わせて、CHARMは巨大な刀身(銃身)を持っており、その身に魔法<マギ>を通して威力とする。CHARMはマギクリスタルコアと呼ばれるコンピュータ制御された<マギ>の宝玉によってコントロールされている。

このマギクリスタルコアの起動には「スキラー数値」と呼ばれる、ある人物の<マギ>出力量を表す値が50以上必要とされている。スキラー数値が50以上の者は10代の女性が多いことから、CHARM使用者は主に10代の女性が担う。彼女らのことをリリィと呼ぶ。

世代

CHARMは開発年代ごとに異なる設計思想が流行しており、大まかに世代として分類される。現在主流となっている多くの機体は第二世代CHARMにあたる。

第一世代CHARMは最も初期に開発されたCHARMで、変形機構を有さず、剣型、銃型などの単独の機能のみを有した機体がもっぱらとなっていた。戦場ではこれらの機体を複数台用意し携行することで遣り繰りしていた。使い勝手の良さから、現在でもサブウェポンとして使用されることがあり、後継世代が登場したのちも現用機として生産が続いている。

代表的な機種として、零式御蓋(ぜろしきみかさ)などがある。

第二世代CHARMは現在主流の世代で、変形機構を有し、直接打撃を与える「剣」としての役割と、遠距離攻撃を行う「銃」としての役割を一台の機体に併せ持つことが特徴と言える。第一世代での2丁持ちによる戦闘効率の悪化が懸念されたことから開発が進んだ設計思想である。

代表的な機種として、アステリオングングニルグラムダインスレイフブリューナクなどがある。

第二世代から更に進化させたものが第三世代CHARMで、三段変形や分離・合体など様々な機能を盛り込んだ最新鋭のものである。

代表的な機種として、ティルフィングトリグラフがある。

第四世代CHARMはいまだ実験段階にある世代で、精神直結型とも呼ばれる脳とCHARMを直接リンクさせることで遠隔操作を行うという設計思想に立つ。実験機エインヘリャルなどがこれにあたる。

CHARMメーカー

CHARMの開発および製造を行う会社は世界各地に存在し、なかでもマギクリスタルコアのOS開発を行える最上位CHARM開発企業を特に「メイカーズ」と呼称する。現在メイカーズは全世界に16社あり、北欧のユグドラシル社やフランスのグランギニョル社、日本のヒヒイロカネインターナショナル社などがこれに含まれる。

企業ごとにCHARMやOS設計の特徴があるとされ、一例として楓・J・ヌーベルの父親が総帥を務めるグランギニョル社製のCHARMは外連味が強く高級志向、上級者向けであると言われている。

CHARMメーカーの中にはガーデンの経営に参画している企業もある。ヒヒイロカネインターナショナル社を経営母体に持つ相模女子高等学館や、新興CHARMメーカーのアウニャメンディシステマス社を経営母体に持つエレンスゲ女学園などが存在する。

アーセナル

一般に各ガーデンにはCHARMの整備・保守・点検を行う要員が所属しており、主に工廠科の生徒たちがこれを担う。彼女らはアーセナルとも呼ばれる。

百合ヶ丘女学院のアーセナルとしては真島百由などが有名であり、彼女はCHARMの修理や整備だけに留まらず、改造や新機種開発も行っている。