概要
マリオカートシリーズ第一作「スーパーマリオカート」に登場するコースの一つである。
中央をブロックで区切られたスターカップ第3コースの「バニラレイク1」と、中央部分の氷が大規模に割れて湖を形成するスペシャルカップ第4コースの「バニラレイク2」の二種類が存在する。ちなみにBGMは雪国をイメージしたようなゆったりとした曲になっている。
障害物は土管および氷のブロック。氷のブロックは体当たりやアイテムで破壊可能。氷ブロックはバニラレイク特有のギミック。
その後のシリーズでもバニラレイクの特徴を引き継ぐ氷雪系コースが毎作品登場し定番ジャンルとなっているが、64ではバニラレイク2に雰囲気の近いシャーベットランドが登場している。
リメイク
なぜかスーパーマリオカートの中で長らくリメイクされていないコースであった。そのため海外のユーザーから「初代マリカで唯一かわいそうなコース」とまで言われてしまっている。
元が平面のコースなので、完全立体の作品でリメイクするのは困難ということか。その中でもこのコースは1周が短く、「凍った湖」という風景的な特徴のなさが、リメイクの難しさをうかがわせていた。
しかし、その後マリオカートツアーにて、全コース復刻したアドバンスを除くと実に27年振りにバニラレイク1がその約2年後にバニラレイク2がリメイクされた。
当然ながら初のHDリメイクであり、リメイクを待ち望んでいた海外勢が狂喜乱舞したとか。
今回では障害物の氷がアイスキューブとなっており、この氷にぶつかり割るとスコアが増える。ハイスコアを狙いたいならぶつかってみよう。
通常のコースの他、違う道を走るコースも多数収録されている。
バニラレイク2では氷の割れ目でジャンプアクションできるようになった。
また、新たに本コースをベースとした完全新規コースの「RMXバニラレイク1」が登場。間欠泉やペンギンが登場する。
※映像はRMXバニラレイク1の公式紹介PV
余談だがマリオカート8デラックスのDLC第1弾、マリオカートツアーでリメイクされたココナッツモールには「バニラレイク」の宣伝ポスターがいくつか貼られている。