人間なんてスイーツみたいなもんだろうがぁ……
概要
「スポンジと人間って似てるよねええ!」
獅子王組に所属する武闘派極道で、異名は「ケーキナイフの半田」。家庭用ナイフであるケーキナイフで人間を細切れにする狂人。
人物
容姿
白のセーターにノースリーブのパーカーという、現代の若者のような格好をしている。亜麻色のセミロングな髪に空色の碧眼、顔つきは非常に端正で、一見すると狂人どころか極道にすら見えない。しかし、戦闘時は瞳孔が窄まり、見るからに狂人の顔つきになる。
見た目や服装から20代に見えるが、実際の立場は中堅である。
性格
見た目に反してかなりの武闘派で、獅子王組に所属している狂人の中でも特に狂っている。本人曰く、「ケーキナイフで人間切ってたら優しさと真逆って感じで面白い」らしく、謎のノリでケーキナイフを得物として、敵対者を斬り刻む獅子王組トップクラスの狂人と言っても過言ではない。
一方で、任侠を重んじるものが多い眉済派に所属していることから、彼も任侠を重んじる極道であると思われたが、貧乏所帯に嫌気がさしたのか眉済派に見切りをつけ、黒澤の「金が無い組織で仁義は持てない」という思想に正しさを見出し黒澤派に転属した。
活躍
本編で遂に初登場。新米極道の阿蒜に生絞りザクロジュースを買ってこさせていた。しかし、生搾りザクロジュースなどという激レアな代物はそうそうある筈もなく、ただのザクロジュースであり、その事を理不尽に咎めて彼の頬にケーキナイフを突き立てた。また、阿蒜の「ケーキナイフは切りにくくないですか?」という質問に対して、半ば脅し感覚で答えていた。
「これ、生搾ってないよねぇ?」
彼は眉済派のはずだが、公式のツイートからはなぜか眉済派かどうかわからないようなツイートがされている。
どこぞの組織最強暗殺者と同じように裏切ってしまうのかと噂されていたが、なんと現実となってしまったのである。
組織のためにした、組一番の狂人の決断
この日彼は伊武、阿蒜、そして西山とともに事務所におり突然の来客に西山と阿蒜が様子を伺うその来客は犬のロボットであり西山が触ろうとした瞬間、なんと爆発してしまい阿蒜は重症、西山に至っては即死という事態になってしまう。そんな中、伊武と半田は無事であったがそこに犬亥たち率いる黒沢派に遭遇。伊武は奮戦し犬亥一騎打ちになるが、そこになんと彼は(犬亥への)助太刀と称してなんと伊武の兄貴に斬りかかってしまうという凶行に出た。
それに伊武は大激怒し、なぜ裏切ったかと問い詰めると「世の中金が無かったら仁義もクソもないんですよ」と答えた。そして犬亥と共に伊武に戦闘するものの結局伊武を討ち取ることができず、自分のやってることを正当化し「これから組を引っ張れるのは時に組を汚せる人間」と言って撤収した。
その凶行により、作中でも視聴者目線でも彼の株が急落したも同然であろう。
「世の中金が無かったら仁義もクソもないんですよ」
関連項目
ヒューマンバグ大学 河内組舎弟・阿蒜寛太の地獄日記 獅子王組 河内組