概要
すすきにつき。
花札49枚中5枚しかない光札のひとつで、一枚で20点分。対応する季節は8月。
光札では多少扱いが悪く、光札3枚の「三光」では「柳に小野道風(雨)」かこれらがあると役として見なされない(もちろん五光・四光では有効)。しかも「雨」は四光(光札4枚)が成ると「雨四光」として7点に減らされる。
彼らが何をしたのだろう。
通称「ぼうず」と呼ばれるこの札、これは元々版画刷りで作られていた頃の名残。版画板を繰り返し使っているうちにススキの部分(丘にススキの穂が青海波のように描かれている)が黒塗りになってしまい、それが坊主頭に見えたことからこう呼ばれている。