概要
こいこいの役の一つ。5枚ある光札のうち4枚集めることで成立する。8点。
下位役の三光自体が他の特殊役に比べると成立しやすく、これに1枚追加するだけで3点も追加される。7点以上で倍付けを行うルールの場合、この役を成立させれば大差が確定するのでとても重要視される。
下記の「雨四光」を採用するルールでは純粋に四光になる組み合わせが実は一組(トップ絵の組み合わせ)しかなく、純正の四光は地味に珍しい役となる。
雨四光(雨入り四光)
現在では「柳に小野道風(通称:雨)」があると「雨四光(雨入り四光)」となって7点に減点されるルールが主流。
インターネットでできる花札ゲームでは大体取り入れられており、ローカルルールのオン・オフができるものでも雨四光ルールの切り替えには対応していないことも多い。
その雅やかな字面や花札以外では絶対に耳にしない響きから、花札をモチーフにした必殺技などでは純正の四光を押しのけて採用されることも多いが、
本来は「雨が入って桜や月にケチがつく」というイメージのマイナス要素。
読み方
「しこう」と読むことが多いが、同音異義語の多さからか「よんこう」と読む人や地域もある。
どちらの読み方を採用するにしても、雨四光についてはほぼ「あめしこう」である。