花札の最も基本的な遊び方であり、他の遊び方の多くはここから派生している。こいこいも、本来はこの系譜に属するものであった。
手札から1枚出して場札とペアになれば取り、山札を1枚めくってやはり場札とペアになれば取る、といった基本的な流れはこいこいと同様。
こいこいとの主な相違点は、
- 基本、3人でプレイする
- 役が出来てもラウンドを切り上げず、全ての手札を出し切るまでやる
- 取った札の合計点+役の点数で計算する
- 一部共通しない役がある
等である。
親の右隣に座る2番手を「胴二」、最後の3番手を「ビキ」という。
3人のところを2人でやる場合はこれを「さし」といい、1対1の勝負を意味する“サシ”はここから来ている。