「あなたは 好きですか?」
概要
赤い部屋とは、FLASH作品の一つである。ジャンルはホラー。
都市伝説『赤い部屋』の存在を知った、主人公とその友人の物語。
ネット上に出てくる広告の中には、サイトに入る度に繰り返し表示されるしつこい物も存在する。
それら広告は×ボタンをクリック(タップ)して消してしまえばいいだけの話だが、『赤い部屋』という広告だけは絶対に消してはいけないと言われている。
友人からその話を聞いた主人公は帰宅後ネットサーフィンを行い、『赤い部屋』の出現しそうなサイトを巡るのだが……。
今でもネット利用者を悩ませている『しつこい広告(スーッと出てくるアレ等)』を題材にした当作は当時の多くの視聴者を賑わせた。
動画によっては視聴後に更に閲覧者を恐怖に陥れる、味の有る演出が起動する事も有る。
ただし、インターネットにポップアップ(広告)ブロック機能が搭載されていなかった時代を背景にしているため、現代ではポップアップブロック機能に当該の演出が遮られてしまう。
ニコニコ動画やYouTubeでも見ることは出来るが、恐怖度の高い状態で見たい場合はFLASHで、『ポップアップブロックを無効』の設定で視聴することをオススメする。
関連動画
閲覧は自己責任でお願いします。
もう一つの概要
先ほどのFLASH作品以外に、怪談としての赤い部屋もある。
地方に転勤になった、とある男性の話。
ボロボロの木造アパートを借りて一人暮らし。隣の部屋は、洗濯物の雰囲気から考えて、若い女性のようであった。
顔は見たことが無く、会いに言っても全く顔を出さない。
ある日、部屋の壁に1cmほどの小さな穴が開いているのに気付いた男性。好奇心から穴を覗いてみると、隣の部屋と繋がっているようだ。
穴の向こうは、女性らしい赤い部屋。
男性は悪いと思いつつも、穴から女性の部屋を覗くのが日課になっていた。
だが、女性の姿は全く見えず、ただただ赤い部屋が見えるのみ。
後日、アパートの大家さんに隣の女性のことを聞いた。
「あぁ、その部屋の人ですか? 彼女は病気でね、目が真っ赤なんですよ」
その言葉を聞いて、男性は戦慄する。
赤い部屋だと思っていたのは、彼女の目だったのだ。
関連タグ
金田一少年の事件簿:『異人館ホテル殺人事件』にて、同様の内装の一室が存在する。