ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

頬紅太郎の編集履歴

2023-04-04 19:34:19 バージョン

頬紅太郎

ほおべにたろう

薩摩藩に伝わる『大石兵六物語』に登場する妖怪。

概要

薩摩藩に広く伝わっている、大石兵六という若侍が活躍する『大石兵六物語』(江戸時代に毛利正直が執筆した戯曲『大石兵六夢物語』の原典)に登場する妖怪の一体。


人を驚かせたり化かして髪を剃ってしまうという化け狐を退治しようと、大石兵六という人物が牟礼の岡に向かったところ、予想だにしなかった様々な姿の化け物(ぬっぺっ坊、宇蛇、蓑姥尉/蓑姥上、三眼猿猴ぬらりひょん、てれめんちっぺい、このつきとっこう等)が次々と現れたので、あまりの恐ろしさに逃げだすこととなった。


ぬらりひょんに出会って肝を冷した兵六がさらに進んでいくと、小雨の降る中で崖上から大声を掛けてきたのがこの化け物で、相撲でも腕押しでもよいので力比べをしようと誘ってきた。


そして頭上から現れたのは、毛むくじゃらで全身は黒いが、唇や頬は紅を塗ったように赤く、手足には熊のような鉤爪が生えた大きな化け物だった。


現れた頬紅太郎の姿を見て、どう考えても力比べには勝てそうもないと判断した兵六は、一目散にその場から逃げ出した。


創作での扱い

  • 薩摩剣士隼人:ヤッセンボーが秘術により人々を恐怖させるために生み出した「幻魔妖怪ンダモ支丹」の一体として登場。頭から腕まで赤い毛が生え、尖り耳で牙が鋭い人面獣である。

関連タグ

妖怪 化け狐 熊男 頬紅

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました