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ブロス(花騎士)

ぶろっさむひるせかいばな

ブロスとは、ゲーム「フラワーナイトガール」の登場人物。便宜上花騎士にカウントされているが、厳密には…(後述)

注意:このキャラは、その存在そのものがゲーム「フラワーナイトガール」の根本的なネタバレになっているのみならず、現在登場間もないため極めて情報が少ない状態となっております。この項の閲覧前にゲームのメインストーリー2部および3部と準メインストーリー「水影の騎士団」「封印の古代花騎士」の読了、およびメインストーリー4部のリアルタイムでの攻略を強く推奨します。

「ブロッサムヒルのブロスだよ!あ、ブロッサムヒル所属の花騎士って意味じゃなくて、世界花のブロッサムヒルそのものなの。えへへ、これからいっぱいお喋りしようね~♪」

概要

最後の古代花騎士コルベットの前に現れた、これまで暫定的に「毛玉」と呼称されてきたウサギ様の精霊の正体にして真の姿。少なくともコルベットが生まれた時代(約500年前)には既に存在しており、既知の精霊とは大きく異なる存在であろうことが推測されていた。

しかしその後、ディープ・レコード本部の会議に乱入したことで、リアトリスらの手元に抜け毛が残り、その解析の結果驚愕の真実が明らかになる。

容姿

大きく2つの姿がある。

・精霊形態

ピンク色のウサギ(長毛種)もしくはチンチラのような姿をしており、劇中では「毛玉」と呼ばれている。

「封印の古代花騎士」5章で初登場し、最後の古代花騎士であるコルベットに接触。この際彼女を「カナちゃん」と呼んでおり、この事からコルベットの本名は「カナダオダマキ」であると推測されている。

覚醒竜センティと入れ替わるように他の花騎士や団長らにも目撃されるようになり、さらにその後「はやく元の姿になりたい」と発言したことから、これが真の姿ではないことが明らかになった。

・花騎士形態

2023年1月22日の公式生放送にて発表された、ブロスの真の姿。名前もこの時判明した。

頭部に桜の枝のような角が生えており、桜に似た花が咲いている。

本編ではメインストーリー4部1章のラスト(1月23日公開開始)にてついに姿を表した。

正体

その正体は、ブロッサムヒルの世界花そのものである。

より正確には、大木のような姿をした世界花が、加護の及ぶ範囲を超えてスプリングガーデン外界に進出しようとする花騎士たちについていくために、自らの加護と魔力を使って作り出した分身もしくは化身である。

概念としてはバ美肉に近いだろうか。

他の世界花について

化身を生み出すこの能力はブロッサムヒル固有の能力ではなく、全ての世界花に潜在する能力である。劇中では他にリリィウッドベルガモットバレーウィンターローズの毛玉…もとい化身が目撃されており、残るバナナオーシャンロータスレイクが目撃されるのも時間の問題と思われる。唯一コダイバナのみ一度壊滅してしまったことから、再生はしているものの化身を作れるほどの力がないほど未熟らしく、その姿を現すのはまだだいぶ先の話になると思われる。

一方、謎に満ちていた根源の世界花が、各世界花の産みの親であることが彼女の口から語られたが、根源の世界花が化身を生み出すことがあるのかどうかは不明である。また根源の世界花と他の世界花の連絡が長らく途絶えているらしく、ミズウォルムに侵されていた根源の世界花の登場はかなり先になると思われる。

能力

世界花そのもの、とはいえ本体ではないために、その能力はどうしてもある程度制限される。例えば、誰かに新たに世界花の加護を与えることはできない。一方、既にある加護を補強することは可能で、これによりナーエを総動員してもどの世界花の加護も届かないような環境(それこそスプリングガーデン外界など)でも世界花の加護を行使することができる。

また、人や精霊を超越する存在として、驚異的な能力の数々を有している。特に移動系は本体では使いようがなかったからかバリエーションに富み、本編では瞬間移動能力を披露した他、浮遊や飛行などの能力にも言及している。

さらに、「智徳の世界花」という肩書き通り概念系の能力にも富み、本編では幸運を、花騎士劇場で認識改変を、キャラストーリーで概念具現化をそれぞれ披露している。

その他、七賢者の魔力の感知など数多くの特異な能力を有すると思われるが、その実力の全容は未だに不明であり、今後も数多くの超能力の存在が明らかになると思われる。

性格

温厚で人懐っこく、無邪気で親しみやすい性格。花騎士たちの輪に入って仲良くしたいと思っており、少し寂しがり屋な一面もみられる。

総じて少し子どもっぽい。最近はお子さまランチに興味津々だったりするが神様なので何も問題はない