概要
2000年、『ぼくのおじいちゃん』で第47回小学館新人コミック大賞児童部門佳作を受賞。
2001年からコロコロコミックにて「絶体絶命でんぢゃらすじーさん」を連載開始。同作は2004年に小学館漫画賞児童向け部門も受賞し、コロコロにおける看板作品として現在も連載が続いている。
作風
下ネタ死ネタ、不条理なギャグなど、児童誌の枠から盛大にはみ出した型破りなギャグが特徴。10数ページという短い中で、何度も大ゴマや見開きを多用する傾向もあり、男子児童を中心に絶大な人気を持つが、はっきり言って良くも悪くも人を選ぶ作風である。
しかし、2004年から毎年コロコロの別冊付録として書き下ろされている『大長編』では、普段のギャグとは打って変わり、『友情』『夢』『命』といった、ストレートなテーマを描いた物語に取り組んでいる。じーさんらしいギャグを織り交ぜているはいるものの、そのメッセージ性は非常に真摯であり、曽山氏の別の面を窺い知ることができる。
また、コロコロイチバン!で連載されている『わざぼー』では、ギャグ混じりのバトル漫画を描いており、『じーさん』や『大長編』とはまた違う作風に仕上がっている。
pixivにおいては
投稿率は『わざぼー』関連が抜きん出て高い。曽山一寿タグでは引っかからないことも多いので、作品名でのタグ検索もオススメ。