概要
ゴージュとは『アンリミテッド:サガ』に登場する仲間キャラクター。
小さな村セリンの広い農園の主ベルモットに甘やかされて育ったドラ息子。21歳。
地元の不良を集めて頭目を気取っている困り者。
不良村娘ウルスラのことを気に入っており、ジュディ編ではついにアジトへ拉致してしまう。
この事件が解決するとさすがにベルモットといえど頭にきたらしく勘当。
ジュディに同行させて真人間にさせられるため旅に付き合うことになった。
キャッシュ編では、アジトが騎士団に襲われ、手下の不良たちが皆殺しにされる。
しかもその手段に騎士たちはモンスターを放ったことで、騎士のやり方に以前から疑問を持っていたキャッシュはゴージュを仲間に加えることになる。
不良らしくガラの悪いセリフが多いが根っからの悪人ではなく、父と生き別れたジュディを気遣ったり、騎士団に殺された不良の手下たちの無念を晴らそうとする一面もある。
ゴージュ神
初期能力は低く、初期スキルパネルは品物を高く購入して流通ランクを上げやすくする「マハラジャ」と、マハラジャの効果を押し上げ外交の成功率を高める「おしゃれ」しか持っていない。
まさにドラ息子を体現したステータスだが、資質は「力」と「技」が最高値の5、LPが仲間キャラクターの中で三番目に高い21,おまけに火の五行資質が4で、戦闘に必要な才能がこれ以上なく出そろっており、育て上げれば作中最強クラスのキャラクターとなる。
アンサガの難易度の高さもあってかファンの間では「ゴージュ神」と呼ばれている。…どころか攻略本というより説明書である解体真書の巻末に乗せられた公式スピンオフの小説で古の英雄のイスカンダールから「お前が一番素質がある」という理由でカオス・ルーラーとの最終決戦のメンバーに選出されるほど。
ここまでくると、「なんでこんなチートが小さな村で遊び惚けてたんだ?」という疑問を抱かれる方もおられるだろうが、これにも作中的にちゃんとした理由がある。
彼の生まれ故郷のセリンはこの世界の陸の孤島ともいえる場所で、西のツォロフェロに行くには剣難峠という熟練の旅人や運び屋でも難儀する場所を通らねばならないし(実際ゲームでも相当面倒くさい)南はのサドボスはサドボスで樹海という迷いやすい魔法の森(こっちはこっちでコツをつかまないと通過できない)を通過せねばならない。まさに初心者お断りの難所だらけなのである。キャッシュやトマスといった旅慣れた大人が随伴していないと遠出できなくても無理もなかったのである。
余談
製作総指揮の河津秋敏曰く「あるプロ野球選手がネタ元」とのことだが、2020年のツイートで新庄剛志がモデルと明言された。