概要
「シャアアアアアア! 弾けるお前の肉! そして弾ける俺の笑顔!」
ヒューマンバグ大学の元ヤンフリーター・紅林二郎に登場する京極組構成員。一条康明、木村達也とは同期に当たる。
人物
容姿
一条や木村の同期であることから、推定20代後半とみられる。真ん中分けの前髪の黒髪で黒いTシャツを着用しており赤いズボンを穿いている。
性格
京極組外道構成員の例に漏れず極めて卑劣な性格をしており同じく外道構成員で同期の木村以上に性根が腐っている外道。良識派の一条からは「お前は性根から腐ってるし、もう歩かんでいいよ」と言われるレベルで嫌悪されている模様。
能力
三節棍と同じ多節棍の一種である九節鞭を得物とする中国武術の達人。
活躍
紅林が学生時代によく利用していたなじみの定食屋の店主に守り代を払うよう強要するも拒絶されたため、守り代をとることを諦め、その代わりに定食屋を潰して風俗店を新規設立しようと画策する。そして、定食屋を潰すために店に無言電話をかけたり、生ごみの放置したりするなどの嫌がらせをしていた。さらにそれだけでは飽き足らず、大勢の部下を店に送り込み、長居させることで常連客が入れないようにするという嫌がらせまで行わせた。この嫌がらせに我慢の限界が来た紅林によって部下の一人が撃破されたためにほかの部下たちは一度身を引いたものの、その日の夜、3人の部下とともに自身も直接出向いて、バイト終わりの紅林に戦闘を仕掛ける。3人中2人は紅林に撃破されたものの、残りの1人が強化改造された催涙スプレーを紅林に噴射したことで、紅林は視界を奪われてしまう。そして、視界を奪われた紅林に躊躇なく九節鞭をふるい、10分近くかけて徹底的にダメージを与えた。しかし、10分経っても視界が回復しないために開き直って闇雲に拳を振るい始めた紅林によって唯一ノーダメージだった部下も撃破されてしまう。とはいえ、さすがの藤宮にはそれも通じず、万事休すと思われたその時、京極組最強の武闘派極道の一人である一条が現れたことで、紅林は窮地を脱することができた。
その後、良識派組員の一条に定食屋に対する嫌がらせの件を咎められたために気分を害し、先制攻撃を仕掛けるも、一条に避けられてしまう(ただし、頬をかすめたが)。しかし、その攻撃が一条を戦闘モードにさせてしまい、ロングナイフに仕込まれていた強烈な光を放つライトで視界を奪われたうえで両の太ももを何十回も刺され、完全に歩行能力を奪われてしまう。とはいえ、腐っても同じ京極組組員であったことと、吾妻や里中のように明確な裏切り行為をしたわけではなかったことから命までは奪われなかったが、もはやヤクザとして生きていくことは絶望的であろう。
藤宮について言及。歩けなくなった為、足を洗ったという解釈が提示された。
関連タグ
龍本雅幸 - 同じく足をダメにされたことで極道から強制引退となった者繋がり。