目を掛ける話
「貴方に出会えた世界から、どうしても貴方を奪われたくなくて。だからこのセカイを作ったんだ」
好きになった人や友人と別れるということは、この上なく辛いものです。
さらに自分が一人だけ取り残されるということには、とてつもない恐怖が潜んでいます。
「もし、永遠に終わらない世界があったとしたら」
この曲はそんなことを考えた化け物の話です。
――――――――――――「メカクシティデイズ」同梱ブックレットより一部抜粋。
概要
じん(自然の敵P)の1stアルバム、「メカクシティデイズ」に収録。
ストーリー
一人の化け物と、一人の少年兵のお話。
二人は愛し合い、子供にも恵まれ幸せだった。
だが、所詮は「化け物」と「人間」。少年兵は老い、化け物は独り取り残された。
その事実に耐えられず、化け物は「永遠に終わらない世界」を創ろうとした。