概要
主人公漆間俊に対するいじめの主犯格にして、俊にとっては家族の敵でもある。
人物
どこにでもいそうな一般家庭に生まれた「突然変異の悪」。呼び名は「京ちゃん(さん)」
小学生のときには久我・右代・千光寺・円のクラスメイト4人に自らの思想を植え付け取り巻きとして侍らせ、俊を「実験体A」と称して5人がかりでいじめ続け、「どこまでいじめたら彼が自殺するか」調べていた。
そして俊がいじめの環境から逃れようと家族に助けを求めたことを知ると、意図的に交通事故を起こして俊の両親を殺害、生存していた弟を何度も殴った後で車に放火し意識不明の重体へと追い込んだ。
高校は県下一の進学校である帝星高校に満点で入学。人望も高く学年トップクラスに運動神経抜群、一年生にして東大模試一位、小学生の頃から続けている柔道も黒帯と天衣無縫といえる実績をほこる。
仲間達4人を友と呼んでいるものの、漆間の復讐により千光寺と右代が次々と葬られても「面白くなってきた」と放置する、(半ば正当防衛とはいえ)自分を押さえつけてきた久我にペンで頬を抉って傷を残す等、精神性はサイコパスと言っていいほど酷薄である。
また高校生になってからは校外にもその毒手を伸ばし、人格破綻者を集めたカルト集団「革命倶楽部」を立ち上げ、表向きは自己啓発セミナーを催し、その裏では幹部である「研究者」達を使い参加者の洗脳・粛正を繰り返していく。