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十字架のろくにん

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じゅうじかのろくにん

『十字架のろくにん』とは、マガポケにて連載中の中武士竜によるサスペンス漫画である。

概要

原作者は中武士竜。

絶望コンペ通過作として別冊少年マガジンにて2020年4月から11月まで連載、その後マガジンポケットに移籍した漫画作品。

現在単行本19巻まで発売。

凄惨ないじめの末に家族を奪われた主人公による復讐をテーマとしており、制裁の手段や内容はグロテスク気味な描写が多い。

また、『ミスミソウ』と共通する設定が少なからずあるため一部のユーザーから「令和版ミスミソウ」と評されている。

一方で、その過激な描写に話が展開していくため、無抵抗に悪事に晒され犠牲になる被害者も多く、ある意味では『彼岸島』の方が近いとも。

あらすじ

漆間俊は、小学6年生。最近の悩みは同級生の5人組にいじめられていること。でもお父さんとお母さんと弟、それにちょっと顔が怖いおじいちゃんがいるから大丈夫。心優しい少年に、底しれぬ悪意が迫る…!!絶望から始まる新感覚サスペンス!!

登場人物

キャラのCVは当記事最上段の公式PVの配役。

漆間俊

CV:内山昂輝

この作品の主人公。橋田小学6年→明関高校1年。

家族に父と母、弟、祖父、伯父、伯母がいる。

小学5年生になってから直ぐに「実験体A」として至極達から「体中に落書き」「集団リンチ」「改造エアガンで撃たれる」といった凄惨ないじめを受け続ける。

弟の翔を始めとした家族の為にそれ等を隠して振る舞ってきたが、六年生のある日翔からの慰めにより家族に全てを打ち明け転校するはずだった。至極達5人に家族を奪われるまでは……

両親は死に翔は変わり果てた姿で意識不明の寝たきりになり絶望する中、伯父と伯母の誘いを断り祖父のもとに身を寄せる。

そこで祖父の過去を知り、同じくして家族の死の真相を知った祖父によって鍛えられる。

元特殊部隊出身の祖父から鍛えられたのもあり高校生になる頃にはチンピラ数人を余裕で圧倒する高い身体能力に殺人技や特殊な技能も会得し、敵には徹底的に非情になれる精神を身につけた。

一方で家族は元より東千鶴や白川兄妹といった親しくなった相手にはリスクを無視してでも助けようとするなど、元来の優しさも残っている。

しかし復讐に手を染めながらも救いの無い結末や悲劇の連続、何よりも復讐対象達の欠落した人間性や暗黒面を目の当たりにしていく中で、憎しみを募らせていき、更に復讐は自分の手で果たしたいと言う思いだけはブレてないため、自身もまた人間性を失って目的のために暴走する一面を見せつつある。

漆間の家族

漆間翔

俊の弟。兄想いの優しい少年だったが、至極達の計画により家族で乗っていた車を崖から落とされて両親を殺され、何とか無事だった自身も至極により石で殴打された末に放火された事で意識不明の寝たきりの状態に陥ってしまった。

本編では長い間そのままの状態で過ごしており、65話のラストにて遂に目が覚めるが……。

おじいちゃん/漆間昇

俊と翔の父方の祖父。

広大な山を私有地に持ち普段はそこで猟をしている。

過去には呉鎮守府第百特別陸戦隊、通称〝北山部隊〟という秘密部隊に所属し殺人や拷問の訓練を受けていたこともあってか、息子夫婦からは怖い人と見られている。

家族を失い(彼の持つ猟銃を目当てに)やって来た俊を引き取ったその夜、猟銃を持ち出し至極達を殺しにいこうとする俊を見つけ、そこで家族の死の真相を知ると同時に今の俊では人殺しの罪悪感に一生苛まれることを「つまらん」と切り捨て、確実に俊が復讐出来るように鍛え上げる。

一方で自分にとっても至極達が家族の仇なのもあり、俊の復讐や始末した相手の死体の処理等を手助けする共犯関係となる。

復讐の対象

至極京

橋田小学6年→帝星高校1年。〝悪意〟担当

5人の中の司令塔にして王である中性的な容姿の美少年。

『実験』と称して他の4人を率いて漆間をいじめ続け、そこから逃げようとした彼への制裁として家族を奪った諸悪の元凶。4人からは「京ちゃん(さん)」と呼ばれている。

公務員の父と専業主婦の母という平凡な家庭から生まれた突然変異とも言える悪。

久我曰く通っている柔道場では小学生の時点で大人よりも強く、県下一の進学校の帝星高校に満点で首席合格、高校においても人望も高く学年トップクラスに運動神経抜群、一年生にして東大模試一位と天衣無縫のハイスペックさをほこる。

しかしその一方で人が出来たら一番凄いことに誰も出来ないから「理由も目的も無しに人を殺すこと」という考えを持ち(漆間へのいじめもその為の実験でしかない)、他の4人のことを友と認める一方で復讐者と化した漆間により次々と仲間達が葬られても「面白くなってきた」と仲間の死を特に気に留めようとせずに放置するなど、その精神性はサイコパスそのもの。また、他者の中にある悪意を見出しそれをより増幅させて当人を悪の道に奔らせる人心掌握もお手の物であり、彼に目を付けられた人間は悲惨な目に遭うか悪人になると言っても過言ではない。

久我大地

橋田小学6年→明関高校1年。〝暴力〟担当

5人中最も体格が大きく2本角のような髪型をした男。

至極とは最も古い仲で柔道場も一緒に通っていた。

小学校時代は柔道の技の実験台として漆間に投げる締める殴るといった暴力をよく振るい血を流させていた。

小学生の頃から柔道の大会で賞を総なめし、中学では全国大会90kg超級優勝という箔を持つのもあって高校にも特待生として入学した(余談だが連載時は〝空手〟の特待生と記載されていたが、単行本で柔道に修正されている)。

そのパワーは桁外れで特に握力に至っては推定180kgという化物であり、ただ掴んで投げるというシンプルな動作で多くの柔道家達を下していった。

高校では一年生でありながら柔道部をその力と暴力性で支配下に置き、部員達を重傷レベルに痛めつける、目をつけた女を強姦する、金の代わりに指を賭ける指カジノを強制するといった恐怖政治を敷いている。

傍若無人の塊のような男であるが、至極にだけは従順。作中で至極に似た容姿の幼馴染の杏奈を前にした時は珍しく弁えた態度を取っている。

実は至極京に強い想いを抱いており、その満たせぬ劣情の憂さを暴虐に身を任す事で晴らしており、遂には杏奈すらも手にかけた際には漆間も今までの4人の中でこいつが一番のクズだと評している。

実は高校時の顔の右側にある大きな傷は京への気持ちを抑え切れずに押し倒してしまった際、京が隠し持っていたペンで反撃されてついたもの。

右代悠牙

CV:今井文也

橋田小学6年→帝星高校1年。〝イケメン〟担当

母子家庭で育ち小学生の頃からヤリチンと呼ばれた金髪の眉目秀麗のプレイボーイ(ヤリチンとして札付きだったのは至極と出会う前からな模様)。

中学の頃には不良グループを率い、高校生になってからは学生生活の裏で麻薬売買に売春斡旋といった悪事を不良達と尽くす根っからの悪そのもので、当然女達に対しても売春か自分の渇きの無い性欲を満たすための道具位にしか思ってない卑劣漢。

しかし表の学生生活では好青年として過ごしているのもあり評判は良く、しかも中3の頃から付き合っていた彼女もいたが、ある日からその花蓮が行方不明となりそれに深く落ち込んだ事で学校を休みがちになってた。

彼女の失踪によるショックで再び悪の道に戻り悪事を続けていたと漆間は考えているが、実は彼女が失踪したのは、アパートの一室に彼女を監禁したためだった。

千光寺克美

CV:今井文也

橋田小学6年→明関高校1年。〝おもちゃ〟担当

両親は健在で一人っ子、家庭も裕福で浮いた噂は無いものの女子からは人気がある、運動は苦手だが成績は優秀と一見絵にかいたような優等生だが、その本性は三度の飯より弱い者いじめが好きでその癖窮地に陥ると直ぐ泣く卑怯者。

改造エアガンを愛用しており、それで虫や小動物を殺したり漆間を嬲って遊んでいた。

小学4年生の頃に席が隣になったことをきっかけに漆間と友達になったものの、虫を殺す遊びを漆間が拒絶したことを切っ掛けに亀裂が産まれ、後に至極達を漆間と引き合わせた。

いわば漆間家の不幸の全ての元凶であり、その因縁により漆間の最初のターゲットに選ばれる。

円比呂

橋田小学6年→帝星高校1年。〝パシリ〟担当

口癖なのか「ケヒャ」という声をよく上げる。読者からも本名よりケヒャと呼ばれる事のこと方が多い。

点数稼ぎのためなら靴すらも舐めると漆間から評される程の至極の腰巾着。

上述の漆間の家族を死に至らしめる計画においては何と至極に崖の上から漆間家の車の前まで突き落とされたものの、未だに至極を信奉している狂信者。或いはDVされてでも捨てられたくないダメ女そのもの。

実質的に小物といってもいい人間性で、自分より上の者には弱く下の者には傲慢に接するため、高校生でありながら子供相手にガンつけて脅す、至極や久我に相手にされなかった腹いせに目を付けた中学生に洗剤を飲ませるといったことを平然とするなど、他の面子に負けず劣らずの外道である。また、小物である故に真正面から迎え撃ったり戦うメンタルは持ち合わせておらず、卑怯な行動が基本。しかし、軽く見られる事を嫌い、その時々で振る舞いが安定していない為にため偶々明るみに出なかっただけでいつ暴走するか、行動が読めないと言う危険性を孕んでおり、白川要も円に対して迂闊に接近した結果毒牙にかかってしまい、その凶行により漆間、並びに多くの読者から激しい怒りを買うことになった

革命倶楽部

至極京が設立・運営するコミュニティ。

表向きは至極主催の自己啓発セミナーとして多くの人間に講演をしているが、その実態は幹部である研究者達を使いターゲットや倶楽部参加者に洗脳・拷問・粛清などを行うカルト宗教同然の犯罪組織。

第2部ではオンラインサロンとしてメディアに取り上げられる程に規模も大きくなり、それに比例して倶楽部の悪辣さに犠牲者の数も肥大化しているだけでなく、会員が事件を起こそうが所有の島で大火災が起きようが公にならないようもみ消せる力を持っている。

研究者

安堂緑

右頬に大傷をもつ眼鏡をかけた中年男性。

刺激を求め傭兵として戦場に参加した過去があり、その後至極と出会い「弱い者を痛めつける」という自らの欲求を得た。

それ故か倶楽部においては主に拷問を担当し、武器としてチェーンソーを愛用している。

第二部では革命倶楽部の創成期メンバーとして倶楽部の合宿の監督をしており、中学以来の幼馴染でもある来栖を理解者として側近にしていることが明かされる。

百木早苗

研究者の紅一点。人間の肉体も精神も弄りもて遊ぶマッドサイエンティスト同性愛者

黒い服を纏い不気味とも妖艶とも言える笑みを浮かべている。

翔の一大事を察して病院に駆けつけた漆間に猫の死骸を招待状として見せつけ、彼を至極達の元へ連れていく。

第2部では、研究者の中でも最古参メンバーの一人として活動している。

美外留(ミゲル)

外国人と思しき口元に髭を蓄えた大男。

普段は穏やかな性格をしているものの、革命に対して狂信的なこだわりを持っており、安易に革命を語る相手には豹変し暴力的になる。

巨体の通りのフィジカルの持ち主で、無理やり椅子に押し込められた漆間が不意討ちで目を潰しても揺るぐこともないほどである。

能義隆

研究者の中では一番の若者。至極に唯一「くん」呼びされていたため高校生くらいの年齢と思われる。

苛立ったら罵声を浴びせながら暴力を振るう短気、凶暴、軽薄の三拍子揃った男。

漆間と至極達の対決の間、翔を人質にしていた。

准研究者

来栖

第2部から登場する髭と長髪の男。

殺した女性の手を大量にコレクションにして興奮を覚える猟奇殺人鬼。

安堂とは中学時代からの幼馴染で革命倶楽部においても彼の側近を務めている。

会員

中村マサシ

会員番号78番。

会員であったものの倶楽部の資金を横領していたところを研究者達に捕まり、安堂による幾度の拷問の末に革命に至り革命戦士へと生まれ変わる。

第2部においては筋肉質なたくましい体つきへと変わっており、常ににこやかながらも完全に倶楽部の思想に染まった物騒かつ狂った言動を見せる。

学校の関係者

東千鶴

明関高校1年。漆間の同級生である少女。

変質者に襲われそうになったところを漆間に助けて貰ったのをきっかけに密かな好意を寄せるようになる。

白川要(右側の人物)

漆間の同級生で、校内のマドンナ的存在の美少女。

漆間とは小学校時代の同級生だが、当時漆間よりも以前に至極たち5人からのいじめの標的にされていた被害者。しかし千光寺に目を付けられた漆間が新たないじめの標的となってしまう。漆間を助けようとするも、転校が決まったため間に合わず、そのまま疎遠になってしまう。そして高校で漆間と再会し、その時の件を謝罪するまで強い後悔と罪悪感に苛まれていた。

白川純

明関高校1年。要の双子の兄。漆間の小学校時代の同級生で、漆間の事は「ウルマン」と呼んでいる。

円の凶行で要が傷つけられた件をきっかけに次第に情緒不安になってしまい…。

杉崎杏奈

明関高校2年。バレーボール部に所属するポニーテールの少女。

明るく活発な性格で、ラーメンの大食いチャレンジを総ナメにするほどの大食い。

黒澤をはじめとする男子から人気を集めているが、周囲から恐れられている久我に毅然とした態度を取ることができる数少ない人物。

実は至極のいとこ(至極の母親が自身の母親の姉にあたる)で、顔立ちが至極とよく似ている。

黒澤

明関高校1年。

漆間の同級生で、柔道部に所属する男子生徒。

幼馴染みの杏奈に想いを寄せているが、久我を恐れている。

桜庭花蓮

帝星高校1年。中学当時、札付きの不良だった右代に一目惚れされた美少女。

1年もの間、右代から熱烈なアプローチを受けた末に交際を始めたが、高校進学直後に突如行方不明になってしまう。しかし実際は右代によってアパートの一室に監禁されていた。

ジュージカ

第2部から登場する始末人グループ。

SNS上でジュージカというアカウントで様々な相談を受け付けており、巷では専ら恋愛相談を受け付けているとされているが本当は殺害による断罪依頼が専門。

雑居ビル5階の北見医院性病科を拠点としている。

北見と川奈、そして出所後とある事情で記憶を失った漆間の3人で活動している。

北見高梧

ジュージカの総務担当の丸メガネの優男。

表の顔は北見医院の院長で医師としての腕も高い。

1人目の標的を断罪し死体を処理しようとしていた所、重症で彷徨っていた漆間と遭遇し、連れ帰り治療を施した際に彼の背負う十字架を感じ取る。そのまま漆間を仲間に引き入れ、彼の存在からチーム名をジュージカとした。

子供の頃からヒーローへの憧れが強く、いじめっ子相手に暴力沙汰を起こして親と教師から殴られ叱られたこともあり、理想のヒーロー像を考えた末に医者となる。が、ある日医師としての仕事と自身のヒーロー像の差に違和感を感じて心ここに在らずとなり、手術中の患者を死なせてしまう。責任を取るつもりで遺族に土下座するが、実は遺族は患者からのDV被害者であり死なせたことを逆に喜ばれることに。その結果、「人の命を奪ってもヒーロー足りえる」と解釈して始末人へと転向し、ジュージカの結成へと至る。そして記憶を取り戻した漆間から復讐の動機を聞いたことで、「順風満帆に生きてきた自分には悪を憎む理由がない」というヒーローたる根拠がないという違和感の正体に気づき、漆間を自身の完璧なヒーローとみなして改めて仲間にと引き留める。

達観していたため自分の命にも頓着がなく、革命倶楽部蜂起に際しては漆間を決戦の場に連れて行った後、重傷を負った果てに...。

川奈美々

ジュージカの窓口や後始末をはじめ様々な役目をこなすアシスタント。

表の顔は北見医院の看護師をしている。

普段は真面目なしっかり者だが、オフの際の実生活は汚部屋の中で寝転がるというズボラそのもの。

大成という兄がいる。

ジュージカの活動における縁の下の力持ちであるが、時に突拍子のない行動をする北見と我が身を顧みず生傷の絶えない漆間に振り回されたり心配したりツッコミを入れたりと気苦労が絶えない。

警察

安西全一

橋田警察署刑事課の巡査部長。

かつて漆間家の自動車事故の捜査に関わっており、漆間が至極達にいじめに遭っていたことも確信している。

千光寺が行方不明になった事件をきっかけに上記の経緯から漆間が関与しているのではと彼の周囲を探っている。

無感情で冷徹な物腰とは裏腹に、過去に自分も明るくない過去を過ごした経験から漆間の瞳の中の闇に気付き、気に掛けていたが……。

太田朝子

安西と同じ刑事課の巡査長→警部補。

明るく生真面目であり、本部に推薦して貰い昇進するという秘めた願望を持つが、変人の安西と組まされているのもあって彼のペースに振り回される苦労人

第2部では警視庁捜査一課に栄転し、瑞紀の下についている。

安西瑞紀

第2部から登場する女刑事で、安西の妻。

警視庁きっての敏腕刑事として周囲から一目置かれている。

コメント

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  • 幸せに向かうふたり

    初めては突然に 前編

    「十字架のろくにん」より漆間俊×白川要のカップリングのお話、第2話の前編です 原作設定等はぶん投げてます(所謂、設定無視) 今回2人のデート中、誰かに尾行されて逃げる最中、入った場所がなんと…なベタベタな展開ですが2人がどう選択するか、それは後編にて… 拙い出来ですが、2人の「何か」が少しでも伝われば… 追記 文章の加筆修正しました 内容に変更はありません
  • 幸せに向かうふたり

    笑顔が見たいから…

    サスペンス漫画「十字架のろくにん」より漆間俊と白川要のカップリングのお話 原作設定は丸投げしてます ストーリー 双方の親に交際を認められたふたりが、久しぶりのデートに遊園地に来ていた…ところが…… 付き合っていれば、どこかで衝突する…そんなふたりを描きたかった投稿者… そしてもうひとつが「俊の笑顔を引き出したかった」 …原作だと…まぁ………その……………… 心から笑うって無理と思った次第です… ホントに何気ない俊と要の日常、何か感じていただければ……
  • 復讐が生んだもの

    要と薫子

     マガポケユーザーの間で、『十字架のろくにん』と『薫る花は凛と咲く』が同じ木曜日に連載されていることがよく突っ込まれています。そんな2作品のまさかのクロスオーバーです。しかし、2作品のヒロインが対談するという内容で、陰惨な要素は一切ないのでご安心してお読みください。漆間くんと要ちゃんは『薫る花は凛と咲く』みたいな世界を望んでいるでしょうから、クロスさせたいと思いました。  拙作を読んでくれた方々、ブックマークといいねをしてくださる方々に感謝いたします。  要ちゃんも薫子ちゃんも大好きです。木曜のマガポケで双璧を成す、太陽のようなヒロインとでも言うべきか……。  以下、基本的な設定。 ・『薫る花は凛と咲く』側のキャラは、『十字架のろくにん』で起きた惨劇を全く知らない。 ・作品の枠を超えたメタ時空で会話しているイメージ。 ・漆間くんは高校1年、要ちゃん、凛太郎くん、薫子ちゃんは2年。 ※2023年8月14日追記  奇しくも漆間くん、要ちゃん、凛太郎くん、薫子ちゃんの4人は『ロミオとジュリエット』が関係したキャラですねえ。
  • 幸せに向かうふたり

    ミジカイ ユメヲ カサネテ……

    サスペンス漫画「十字架のろくにん」より 漆間俊と白川要のカップリングのお話 原作設定は丸投げしてます。 ある日のこと、登校途中の俊の前に、 要が待っていた… 以前執筆した「極めて近く、限りなく遠い物語に」と「今『ふたり』…遠い彼方……」の内容が含まれてます 宜しければ、そちらも読んで戴ければ…… 投稿者も今回はなかなか難しい内容を扱ったためごちゃごちゃしてるかもしれませんが ご容赦を…m(_ _)m 少し長めですが、何か感じて頂ければ! 追記 少し気になる文章を変更、加筆しました (普通にスルーしてましたm(_ _)m)
  • 相棒 next

    <十字架のろくにん>⑤

    皆様、お待たせいたしました。第5話です。コメントお願いします!
    21,092文字pixiv小説作品
  • 幸せに向かうふたり

    あなたと写りたい… 後編

    サスペンス漫画「十字架のろくにん」より漆間俊と白川要のカップリングのお話、前回前々回の続き完結編です 原作設定は丸投げしてます ストーリー スマホの画面にヒビが入ってしまったことで自己嫌悪に陥った要…探しに来た俊… 作中普通なら大声で叫んでたら、誰か人が来そうですが、そこは…ふたりの邪魔はするな…ということで… ふたりの何気なくも、親密になっていく日常… 何かを感じ取っていただければ…
  • 復讐が生んだもの

    要と祖父

    『十字架のろくにん』の二次創作2つ目です。前作との繋がりがあり、『薫る花は凛と咲く』のキャラについても少し言及しています。 マガポケのヒロインは本当に魅力的な子が多いです! 特に「ありのままのその人」を見つめてくれるタイプが人気出ると思います。 拙作ですがどうぞよろしくお願いいたします。最後まで読んでくれた方々に感謝いたします。 ※2024/8/15追記 このSSに登場するとある人物の名に関して、伏字にさせていただきました。本編での本名が違っていたらなんか嫌なので。
  • 相棒 next

    <十字架のろくにん> ①

    本編が始まりました。コメントをお願いします。
  • 相棒 next

    <十字架のろくにん>④

    「相棒 next」連載再開します。長らく待たせて申し訳ございません。「ゼノブレイド2~紅き閃光の戦士と天の聖杯~も近い内に連載を再開させます。楽しみにしててください。コメントよろしくお願いいたします。
    11,818文字pixiv小説作品
  • 幸せに向かうふたり

    あなたと写りたい… 前編

    「十字架のろくにん」より漆間俊×白川要のカップリングのお話 原作設定は丸投げしてます。 ストーリー 白川要は文化祭の写真を見ていると、恋人の漆間俊とのツーショット写真がないことに気がついた… 原作単行本の第7巻「(……………)」の表紙を飾っている白川兄妹を見ていて、 「これ写真撮影だなー」と思い、…そういえば俊と要、本編でツーショットで撮ってるイメージないな…だったらそんなお話も…という経緯で作成しました 兄妹とはいえ、勝手に女性の部屋に男性が入るのは、とは思うかもしれませんが、ご容赦を… 何気ない日常を送るふたり、何かを感じていただければ… 追記 ページ数を変更しました 内容は変わってません
  • 幸せに向かうふたり

    聖夜に輝く街で…

    サスペンス漫画「十字架のろくにん」より漆間俊と白川要のカップリングのお話 原作設定は丸投げしてます クリスマスイブの夜、デートをする 俊と要… 季節に合わせて取り急ぎ製作しました 何か感じて頂ければ……
  • 『十字架のろくにん』時系列

    マガジンポケットで連載されている漫画、『十字架のろくにん』の出来事を時系列で並べてみました。本作のネタバレが多分に含まれているので、ご注意ください。 一部僕の推測も入っているので、ご了承ください。 間違っている箇所があれば、御遠慮なく指摘してください。
  • 幸せに向かうふたり

    ただひとつ…届けたいだけ……

    サスペンス漫画「十字架のろくにん」より漆間俊と白川要のカップリングのお話 原作設定は丸投げしてます 前回「今『ふたり』…遠い彼方……」の後日談… 本文には書きませんでしたが、 本当は 「ふたりでお風呂に入ってイチャイチャ…」 という展開もあったのですが… 投稿者的に必然性を感じなかったため 見送りました…でも…いずれ…… 汗を流した後はふたりで掃除をしてます 割れたグラスの処理など 要の部屋の掃除は……… 後半は毛色を変え、青春な展開に… こんなふたりを観てみたかったなー…という 最後は……………ご想像にお任せします…… 何気ない日常を送る俊と要… 何かを感じてもらえたら……
  • 幸せに向かうふたり

    初詣に行くふたり…

    サスペンス漫画「十字架のろくにん」より漆間俊と白川要のカップリングのお話 原作設定は丸投げしてます 新年おめでとうございます!! 短めですがお正月ということで ふたりの初詣のお話を急遽作成しました… こんな平和な展開を…見てみたかった…
  • 相棒 next

    <十字架のろくにん>⑥

    皆さんお久しぶりです。相棒新作書きました。長い間、待たせてしまい申し訳ありませんでした!以前紹介した、物語の他に「大病院占拠」も入れようと考えています。楽しみにしていてください。
  • 相棒 next

    ❬登場人物❭ 前編

    相棒 ドラマ好きや十字架のろくにん、復讐の教科書、青春相関図が 好きな方におすすめです。
  • 相棒 next

    <十字架のろくにん>⑦

    お待たせしました!第7章です!コメントよろしくお願いいたします。
  • 相棒 next

    <十字架のろくにん>③

    お待たせいたしました。ついに杉下と亀山が動き出しました。そして、角田課長参戦です。
  • 二人が掴んだ、『幸せ』

    初めて小説作品を投稿致します。 「十字架のろくにん」に登場した女子キャラの内、僕は白川要が最推しでした。 しかし、原作(明関高校編)で【あんな最期】を迎えてしまった事に絶望し、「十字架のろくにん」におけるノマカプで大好きな漆間俊×白川要ものの二次小説が少ない事に愕然としました。 「俊×要の二次小説が無いなら、作るしか無いじゃないか!!」 こんなノリでこの小説を作りました。 (追記):俊と要のファーストキスの描写を、少し変更しました。 以下、この小説における登場人物の設定です。 ■漆間俊 マガジンポケットで連載中のサスペンス漫画「十字架のろくにん」の主人公及び本小説の主人公。 本小説における世界では、至極京とその取り巻きが存在しない為、両親の漆間夫妻は存命で、弟の翔も五体満足。 おじいちゃんは、本小説では元北山部隊の戦士ではなく、元武道家という設定。 そのおじいちゃんから、俊は弟と共に護身術を習得している。 本小説のメインヒロインである白川要とは、中学時代にいじめっ子から助けた時以来の幼馴染であり、明関高校に入学した時に再会を果たす。 その為、要の双子の兄の白川純や白川兄妹の両親である白川夫妻とは、家族ぐるみの交友関係になっていく事になる。 原作のメインヒロイン(?)である東千鶴には、明関高校に入学した後、暴漢に襲われそうになった彼女を助けた出来事が切欠でアプローチをされ続けていたが、本小説の漆間は要に対して異性としての気持ちを向けている為、内心では辟易していた。 ■白川要 マガジンポケットで連載中のサスペンス漫画「十字架のろくにん」のヒロインの1人にして、本小説のメインヒロイン。 本小説における世界では、至極京とその取り巻きが存在しない為、幼馴染にして想い人である漆間俊や双子の兄である白川純との関係は良好。 また、漆間夫妻と俊の弟の翔とおじいちゃんとは、家族ぐるみの交友関係である。 中学時代、いじめっ子から自分を助けてくれた出来事が切欠で漆間に淡い恋心を抱いており、明関高校で再会した時もそれは変わらなかった。 ただ、原作のメインヒロイン(?)である東千鶴が漆間に対して好意を抱いている事を知っていた為、自分の気持ちを俊に伝える事を恐れていた。

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