概要
至極京が設立・運営するコミュニティ『革命倶楽部』の女性研究者。
髪は二つ纏めにしたシニヨンヘア(第一部の初登場時では髪を下ろしてカチューシャのようなものを着けており、第一部終盤までは髪の一部を二つ纏めにしたツーサイドアップ風のシニヨンヘアだった)で、黒い服を纏い不気味とも妖艶とも言える笑みを浮かべている。
第一部では、同じく倶楽部の研究者である安堂緑・美外留(ミゲル)・能義隆と共に至極の腹心として登場。
翔の一大事を察して病院に駆けつけた漆間俊に猫の死骸を招待状として見せつけ、彼を至極達の元へ案内する。漆間や至極があらかじめ唆して引き入れていた白川純に対して更なる絶望を突きつける役を担った。
第一部終盤、完全にブチギレた漆間と至極の直接対決において、安堂諸とも漆間の猛攻にぶっ飛ばされるものの、辛うじて致命傷を逃れ、至極や安堂と共に撤退する。
第二部では安堂も漆間の手によって始末されたことで、第一部で登場した研究者の中で唯一の生き残りとなる。
そして研究者の中でも最古参メンバーの一人であり、人間の肉体も精神をも弄ぶマッドサイエンティスト、詳しい素性や出自などは一切謎に包まれているが、実は同性愛者であることが判明した。
彼女も当然至極に心酔しており、至極に褒められた時は「ありがとう、京ちゃん」等と呑気に感謝の言葉を述べていたが、彼が百木の事を本当に大切に思っている筈がなく、百木も結局は革命倶楽部の捨て駒に過ぎないのである。そのため彼女も悲惨な最期を迎える事が予想される。