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概要

CV:宍戸留美

千年前の魔物の少女で、頭に小さな角が生えている。手に持っている三日月のスティックで数々の三日月による術を放つ。

本の色は青紫で、パートナーはアルベール

クールで冷静沈着だが、玩具で遊ぶ子供っぽさや天然ボケな一面も持ち合わせる。

小柄な容姿とは裏腹に巨体のデモルトを投げ飛ばすほどの怪力の持ち主で、機動力も高い。

ゾフィスに心を操られたアルベールと本当のパートナーになれることを純粋に願い、ずっと彼に呼びかけ続け、千年前の魔物の中でガッシュ達一行の味方となった数少ない魔物。

しかし裏切りに気づいたゾフィスの暗示で再び石版に戻される恐怖を植えつけられ、「月の石」本体の破壊に向かう清麿達を攻撃してきたが、清麿らの決死の呼び掛けとアルベールが流した涙によって石の恐怖に打ち勝ち、再度ガッシュ達の味方となる。デモルト戦では「月の石」が砕けたことで精神操作から解放されたアルベールと本当のパートナーとなり、真の力を発揮して勝利に貢献した。

終結後、ガッシュ達に魔界の未来を託し、自らの意志で本を燃やしてもらう。別れ際にパートナーとして戦ってくれたアルベールに感謝を告げて彼の頬にキスし、ガッシュ達に激励を送りながら魔界へと帰った。

その後の最終章では、クリア完全体との最終決戦でガッシュの金色の本の中に現れ、パムーンビクトリームと見事な連携を見せた。

王を決める戦いが終わった後はガッシュと同じ学校に通っているが、パムーンと共にガッシュ達とは二つ上の学年である。

ちなみに、千年前からビクトリームとは仲間のような腐れ縁のような存在であり、彼と何度も翻弄されながらも共闘していたという。登場当初、同じ部屋にいたのはその繋がりなのだろうか。

呪文

  • ミグロン

スティックから三日月状の光線を放つ。

  • ミシルド

スティック先端の三日月が巨大化し、盾になる。

  • オル・ミグルガ

スティック先端の三日月が巨大化し、回転しながらブーメランのように飛んでいく。一度放った後もある程度の動きを操作することが可能。

  • ラージア・ミグセン

スティック先端の三日月が巨大化し、まっすぐに飛んで攻撃する。

  • ミベルナ・マ・ミグロン

レイラの最大呪文。出現させた26個(指示の際に出すアルファベットの数と同じ)の三日月を用いて戦う。

レイラの指示で動かす三日月を定め、パートナーの掛け声に反応して動く。

強力な術だが操られた心では扱えない複雑な術。

    • 回転(ロール)

三日月を回転させながら移動させる。

    • 攻撃(ファイア)

三日月を爆発させ、攻撃する。

    • 連結(コネクト)

三日月と三日月の間に光のラインを結びつける。

    • 収穫(ハーベスト)

連結で結ばれた光のラインを引き上げ、相手を捕らえる。

  • ミベルナ・シン・ミグロン

「ミベルナ・マ・ミグロン」の強化版である「シン」の術の一つで、ガッシュの金色の本に現れた呪文。

単独での効果は不明だが、パムーンの「ファルセーゼ・バーロン」と共にクリア完全体の全ての消滅弾の動きを停止させ、更にビクトリームの「シン・チャーグル・イミスドン」の発射台になった。