概要
ホロライブ3期生「兎田ぺこら」の活動を発端とするネットスラング・構文(コピペ)の1つ。
初出は2020年12月中旬、とある掲示板内に投稿されたとされる、以下の内容の書き込みから。
(ただし、初出のスレッドが発見されておらず、何者かによる創作とも言われている。)
239 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2020/12/13(日) 14:32:32 |
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ぺこーらに、告白しようと思ってる。
スレのみんなには、悪いけど。
抜け駆けで。
次の給料日、お金入るから。
スパチャして。そこで気持ち伝える。
ぺこーらは男の人と付き合ったことないから。
びっくりするかもだけど。
もう気持ちを伝えるのを我慢できないから。
(以上本文)
冒頭が5・7・5調でありリズミカルに読め、勝手に「男の人と付き合ったことない」と決めつけたガチ恋勢の気持ち悪さ(?)がスレ民に大いにうけてしまった。また、この書き込みをまとめサイトなどにより切り取られた事がきっかけで、このコピペは徐々に広まっていくことになった。
インターネットの有名人も何人かネタにしていることから、Vtuberに詳しくない人はこれについてただのネットミームだという認識なことが多いが、もともとこの構文には兎田ぺこら本人や彼女のファンを嘲笑、侮辱するニュアンスが多分に含まれていることに注意するべきである。
インパクトの強いコピペだが、彼女のファン「野うさぎ」は善良で良識ある人がほとんどを占めているはず。それだけは忘れてはならない。
ちなみに、ぺこら本人は「言われすぎちゃって逆にぺこちゃんのこと知ってくれる人いるならいいやって思った」と語っている(ただし、半ば呆れ気味で苦言を呈している)。
騒動
2022年12月18日にVtuber事務所にじさんじ所属のグウェル・オス・ガールが歌ってみた動画として投稿し、後に非公開となった。
グウェルの所属する「にじさんじ」とぺこらの所属する「ホロライブ」は業界ツートップの事務所として有名である。
12月5日に両社は協力して所属ライバー・タレントに対する誹謗中傷に対応していく旨の共同声明文を発表(共同声明)。
その矢先に「にじさんじ」側のグウェルが一部侮蔑の意味が含まれているともとれるこの歌を投稿してしまったことにより、大きな炎上騒動へと繋がった。
この騒動の2日後にグウェルは謝罪動画を投稿するとともに一旦の活動休止を発表(しかし、謝罪動画内で「(ぺこら側の)詭弁」「アホ(と謝罪文に似つかわしくない自身を卑下する表現)」「便所の落書きから生まれた純愛」などの表現が更なる炎上を招いた。
グウェル本人は概要欄に「元ネタに対して容認してくださったぺこら様への敬意を表します」「この曲に出会い、こうして歌えた事を心より嬉しく思います。」と記載しており、これも反感を買う一因となった。
また、グウェルの同期である「不破湊」「白雪巴」らとのユニット「夜王国」初の案件配信も配信当日に急遽中止となったことからも一部ユーザーから関連を疑われている(えにからは「自社判断」としている)。
だが、えにから側も「この動画をチェックして配信を許可した」「グウェルが故意に内容を偽ったあるいはチェックをすり抜けて配信したのを分かっていながらもスルーした」とする場合、どちらにせよ、えにから側の体制も問題視されかねないことが指摘されている。
兎田ぺこら本人は反応をしておらず、グウェルの言う「容認」は上記のぺこら本人の発言を曲解したものと思われる(ただし、一方的に巻き込まれた兎田自身は反応出来ない立場であり、どのように反応してもアンチや野次馬の反感を買ってしまうため無視せざるを得ないものと思われる)。
余談
- その汎用性(?)の高さから、視聴者・ファンの中には上記コピペを改変する者まで現れた。
(派生「ぺこーら特攻コピペ」の作例)
ぺこーらに、特攻させようと思ってる。
米軍のみんなには、悪いけど。
宣戦布告なしで。
次の配給日に燃料手に入るから。
赤札送って。そこで気持ち伝える。
ぺこーらは特攻とか考えて無かったから。
びっくりするかもだけど。
もう気持ちを伝えるのを我慢できないから。
そして、YouTubeのコメントにこの形式を模したスパムも存在する。スパム行為は皆に不快な思いをさせるのでやめましょう。
そして、この類の投稿を見たら反応せずに運営に報告しましょう。