「私の名前は博麗霊夢。とりあえず御札持ってきたから、これで春を取り戻すわ。枚数足りるかなあ。」
「とりあえず、今回もなんとか異変解決。これで桜も咲くようになるわね。」
曖昧さ回避
概要
冬が終わらない世界の博麗霊夢。
この世界の霊夢は西行寺幽々子を倒すに至っていないらしく、春雪異変を解決できてない。
紅い霧の世界の博麗霊夢と同様、相手の弾幕が強すぎるなどの理由が考えられている。
春雪異変が長期化している世界の霊夢は、二つの発想のうちどちらかを浮かべているらしい(ただしどちらを浮かべるかは世界ごとの霊夢によって異なる)。
- ひとつは、自分を博麗の巫女として育てた何者かの存在との接触。その存在ならば異変について何か知っているかもしれない。
- もうひとつは、自分の歴史観についての疑問を正すこと。これまで神社にある『幻想郷風土記』のみが正しい歴史書と思っていたが、そこに記されているもの(博麗大結界を引いたのは『外の世界の僧侶』であるとされている)とは異なる説が存在しているらしい。
行き着く先は多分同じなのだが、この霊夢は後者の観点で行動していると思われる。
メインストーリー第四章や紅魔塔310階で登場した。
容姿は自機選択画面の立ち絵のものを再現している。頭のリボンが同じ方向を向いている、赤いリボンに白い線が無い、振袖の先のフリル、丸い毛玉が付いた手袋、お祓い棒を持っているなど『夢符』の霊夢とはところどころ違う点が見られる。
汎異記号は「A7」……ではなく『A7A』。「東方妖々夢」は東方Project第7弾の作品であり、妖々夢のA装備は「霊符」である。
【霊符装備】
原作「東方妖々夢」のA装備にあたる装備。ショットは追尾機能を持つ2種類の御札、スペルカードは夢想封印系を用いるため、ターゲットを確実に仕留めることに長けている。
ただしこの霊夢は「幽々子相手では決め手に欠けているかもしれない」と思っている。
プレイアブル化
実装形態 | フェス限定 |
---|---|
式 | 技巧 |
気質 | 初晴れ |
拡散 | [妖]ホーミングアミュレット |
集中 | [妖]博麗アミュレット |
スペカ1 | 霊符『夢想封印 散』 |
スペカ2 | 霊符『夢想封印 集』 |
ラスワ | 『春乞いの夢想天生』 |
テーマ曲
座布団霊夢のテーマ曲は、豚乙女の「おやすみ小夜曲」。原曲は「二色蓮花蝶 ~ Red and White」と「永夜の報い ~ Imperishable Night.」。
余談
気質は『初晴れ』。元旦の晴天のこと。
スキルの名称は妖々夢の霊夢の容姿やシステムを意識したものが多く、それぞれ夢符の霊夢と似たようになっている。
スキル名 | 霊符 | 夢符 |
---|---|---|
スキル1 | 厚手の巫女服 | 肌寒い巫女服 |
スキル2 | 雪祓いのお祓い棒 | 晴れ乞いのお祓い棒 |
スキル3 | 春呼びの森羅結界 | 冬送りの森羅結界 |
スキル1では「いつもより温かそうだけど肩はいつも通り」、スキル2では「少し伸びたかな」とツッコまれている。
スキル3のテキストに「桜点をある程度集めるとブワッとする」とあるが、妖々夢では桜点を50000点集めると森羅結界 (Supernatural Border)が発動するシステムがある。
ショットとスペルカードは、東方妖々夢でA装備を選択したものからの採用。ホーミングアミュレットと霊符「夢想封印 散」は高速時、博麗アミュレットと霊符「夢想封印 集」は低速時のもの。
ショットの名前はどちらも「アミュレット」とあるが、アミュレットはお守りや魔除けを意味する。
月戦型シャーマンのショットにも「博麗アミュレット」が採用されているが、あちらは黄昏フロンティア系列のアクションゲーム、こちらは整数作品のシューティングゲームの演出を再現している(ただしテキストの「後に『座布団』と例えられる」という一文は、黄昏系列が発祥の博麗アミュレットのあだ名(非公式)である)。
『春乞いの夢想天生』は東方永夜抄のラストワード「夢想天生」の派生形。永い冬の異変の解決を願う……つまり文字通りの「春を乞う」という意味が込められていると思われる。赤い弾壁の代わりに雪の結晶(の弾壁)を飛ばす技に変化している。
容姿について
この霊夢は自機選択画面のみで見られる立ち絵を再現しているため、原作ではこの姿の霊夢は異変を解決できないどころか黒幕及びくろまくにすら会えない。
ちなみに「体験版Plusの姿を再現してるのでは?」という声があるが、わずかに巫女服の襟の色が違う(体験版は赤い襟に白い線があるが、選択画面のほうは白い襟に赤い線がある。ロスワは後者)。
関連タグ
幻想万華鏡・・・こちらでも東方妖々夢の時系列で霊夢が夢想封印を使用する。ただし幻想万華鏡では霊符「夢想封印」が幽々子相手の決め手となっている。